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- 2023.12.21 Thursday
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皆様お久しぶりです。昔の読者の方覚えてますか。
今日は何かといいますと、先日、平沢騎手が引退という発表がありました。そこで騎手不足という話もSNSで声が上がっていてということで、少しこの辺の話について書いてみようと思います。
という記事を書いてたのでこの辺の話は少しだけ明るいとは思います。
あまりこういう話が形になってるものもないので障害競走興味ない人に、今どういうことが起こっているかの一つの説明になればと思い書いてみます。
しばらくお付き合いください。
(障害騎手の現状)
まずこちらを。
プロ野球とかでみるやつですね。ドラフト会議とかで現在の選手の年齢分布をつくりどの年代が層が薄いか、どのポジションか薄いかをみて獲得選手を決めるために使う資料。それの障害騎手版です。
今日現在で作成していて、赤は引退。青太字は怪我により長期離脱あり、そして青細字が騎乗数少なく稼働が少ない騎手です。
今年度騎乗した騎手は28名。それにケガなどで騎乗はなかったがおそらく障害騎手として籍はあるであろう白浜騎手、高野和騎手を含めたものです。
3年前の2020年で障害競走に騎乗があった騎手は30名なので少し減っただけに見えますが、今年はここから2名引退。それで稼働がない騎手もいる状況です。
そして四十代の騎手が稼働騎手でも多め、そして41〜40歳に障害騎手が集中してるのはわかるかと思います。これより上の年代では長期離脱や引退騎手が目立つ現状、要するにこの40〜41歳の騎手が引退すればそれより下では14頭フルゲートも組めないよって状況なわけです。
その日が迫ってきているのを実感する42歳平沢騎手の引退だったわけでこういう話が出てきてるわけです。
ではなんでこんないびつな年齢構成になってるの?って話を順を追って書こうかと思います。
(ここ20年障害競走変化の変遷)
2003年くらいから私は障害競走を見ています。その中でいくつか障害競走にかかわる事件のようなものはありました。それを年表式で書いてます。
これより以前には人気がなく廃止の話もある中、力を入れようというJRA理事長の就任もあってグレード競争にもなりという流れはあったようですが聞いた話程度なのでメモ程度にとどめておこうと思います。
2004年4月 新人竹本騎手障害競走での事故で死去。
↓
2011年 西谷、植野、林、北沢4名が平地騎手免許を返上
※(補足)この時期に厩舎制度の変更で現役騎手の大量引退もあり障害騎手も何人か引退しました。
↓
2013年1月 前日レースの怪我のため、乗り替わり騎手が用意できなかったため2頭除外。
2014年 未勝利、OP特別を中央開催→ローカル場へ移行。2場開催もなしに。
この辺が大きい動きだったと思います。
<竹本騎手の事故による影響と競馬界の状況>
ここにいびつな年齢構成の理由はあります。
一つ何が大きかったというと見習い騎手の参戦数の減です。ざっと2000年〜2016年までの減量騎手の障害騎乗数の変遷を出してみます。
見ての通り事故のあった2004年からわかりやすく減量騎手の騎乗数が減っていきます。2008年とか2回ですからね。そして2004年といえば今から約20年前。このころに新人だった騎手は現在37,38歳あたりになります。
40歳あたりに障害騎手が固まってる背景の一つに、この事故で新人の参戦が少なくなったためそれ以前の世代が残るけど、新たに入ってくる人はいないからこうなったという背景はあります。
もう一つ言えるのは競馬界全体の事情。
2003年あたりに何が起こってたかといえば武豊騎手の200勝。このころから安藤勝騎手は本格参戦し、小牧騎手や岩田騎手も騎手試験一次試験免除のため必死に20勝を目指してるという状況。そしてデムーロ、ペリエからルメール騎手と短期免許で海外の名手もくるようになりました。今の40〜41歳の障害騎手の多い年代は2000〜2002年デビュー。要するに一番減量騎手として稼げる2〜4年目あたりに外部勢力の来襲の影響をもろに受けた世代ではあります。
このあたりの世代4年くらいで活躍している平地騎手は田辺騎手くらいしかいないんですが、1年ならまだしも3,4年平地で才能のある騎手が一人もいなかった。だからこうなった。そんなことが本当にあるのか、さすがにそれはないんじゃないかと思ってます。
※五十嵐騎手あたりは時代が違えば平地でうまい騎手で普通に多くの勝ち星をあげてたんじゃとも思ってます。
要するに不遇をかこった世代がチャンスを求めて障害界に流れてきた。そのあとに事故もあったからこの年代に障害騎手がかたまったんだと思います。
<騎手免許返上について>
当時も障害専門騎手はいましたが、平地免許を持ってる騎手が返上して障害専門騎手になった。4人も同じタイミングで。これはそれっぽい用語で検索すれば植野騎手がその経緯を少し話してるブログが今もヒットしますのでここではリンクまでははりませんが、障害廃止という流れになったときに、「障害騎手はどこで乗ればいいんですか」→「平地の免許あるんだし平地で乗れば」と言われれば何も言えない。なのでこういう動きをしたという経緯はあるとかないとかいう話はあるようです。
理由としては筋が通っていると思いますし、そういう空気は2011年から(というかずーっとか)あったということですね。
<落馬事故による騎手確保が困難なため除外からの流れ>
2013年1月ですかね。簡単にいえば土曜の障害競走で落馬事故があって2名負傷しました。そして日曜の障害競走が中山と京都の2場開催でしたが、替りに乗れる騎手が確保できずに中山1頭、京都1頭で馬が除外になりましたということがありました。
この時はこういうことあるんだくらいの話でしたが、次の年から障害競走の2場開催がなくなり基本は未勝利、OP特別はローカル化(2場開催とかは一部は除き)となります。
2場だと騎手確保できないかもしれないから1場にするねという話、こっちはまあ理由としてはわかる。ローカル化については土曜で京都で日曜東京とかで場が離れるよりはできるだけ同じ場で土日やったほうが何かあったときに騎手確保しやすいでしょってのがたぶん表向きの理由。ぶっちゃけは理由つけてローカルに売れないコンテンツを押し出されたかなってとこかと思います(あくまで私の妄想ですが)
こうやって障害競走が中央開催からも離れ、そこは売り上げにも影響はしてきます。ただそれもオジュウチョウサンで盛り返し、ただいなくなり、また下がって今現在ってとこかなと思います。
(40代の怪我)
後は障害騎手は40代に入ってくると大怪我をすることが続いてます。
わかりやすいところでは高田騎手(43歳)が先日1年もの休養から復帰、白浜騎手(44歳)も2022年8月に落馬で長期休養中。
後は横山義騎手40歳の時の怪我でそのまま引退。浜野谷元騎手も40代半ばでそういう怪我があり引退になりましたし、続いているし起こりやすい。身体的にこの辺が一つ自分の感覚とずれてくるラインなのかなとは感じてます。
40代に騎手が多い現状、みんな健康体でそのまま数年騎手を続けるかとは感じにくい。そういうことも騎手不足が話に出てくる背景にあります。
(障害騎手は馬を作るところから始まる)
平地と圧倒的に障害騎手が違うのは出走する馬を作るところから始めるところ、要するに出走する馬は障害試験を受かってて、それには障害騎手が騎乗する。それまでの過程で数か月かけて馬を作っていくわけで、障害競走に出走しますと決まった段階までに数か月騎手がマンツーマンでかかわってるわけです。
どういうことかというとこういうことで、これは昔のブログ記事の引用、2年9か月の範囲で障害競走に出走した障害馬の試験をどの騎手で受けてたかという記事の一部です。
簡単に言えば、平沢騎手は2年9か月で33頭障害馬のデビューに導いてるわけです。ちょうど一か月に1頭、年で12頭。今年も初障害が手計算で9頭だったのでそれに近いペース。要するに年1頭ペースの供給がなくなるわけです。
この作る仕事、ここ1年ほどデビューした騎手でできるのといえば無理でしょう。鷲頭騎手や水沼騎手にこのペースでこれはまだできない。障害競走に乗れる騎手もですが、この作るノウハウをできる若手騎手を早く作らなくてはいけないわけで、このタイミングまであまり動きなく来たのは結構痛恨だったりします。その辺が障害を毎週見てる人は知ってるわけで、これはやばいとなってるわけですね。
(障害縮小と売り上げと騎手減について)
売り上げと騎手減についてはリンクする話で別の話ではないと思います。ただ騎手減に手を打たないと売り上げにも影響出るって話です。単純に作る人がいないと馬が増えないわけです。14頭立てと12頭立てでは総流しの点数も違いますし、一番強い馬に近いレベルの馬がいる可能性も頭数が多いほうが確率高いわけです。
このまま障害騎手が減っていくと作る人が減るから未勝利に出てくる頭数が減ります。そうなると、初障害から経験2着までいるわけですから減った頭数の中で力差はでてくると小頭数で力差があるメンバー構成のレースができやすくなります。こうなると購買意欲もそそらないので売り上げもさらに下がります。(それに作り手が少ない中だと、同じ騎手が障害試験を通した馬が出走馬の半数を占めるみたいな状況も起こりえる。そうなると力勝負と別の要素も働くと思われる可能性はある)。
地方競馬とかそうですが、売れると賞金上がる、賞金上がると頭数増える、頭数増えるとレースが面白くなりまた売れるというサイクルになるんですが、この歯車が狂うと売れなくなります。頭数が減ると買い手に魅力あるレースが提供しにくくなるから、現状でも売れてない中では難しくなってしまいます。
先日、障害競走の縮小化という話をちらっとみましたが、分からない話でもなく、上記のような年齢分布があり、引退する騎手もいて馬の供給が減ってくるのは容易に想定できる。なのに現状の番組を維持すると将来的に例えば「6頭立てに未勝利で力差もある」、みたいな未勝利が増えてくるのも想定できるわけですね。ここまで減ると売り上げにもさらに影響でて、障害競走つまらないねってことにも多くの人が感じることになるかもしれないわけです。
そうなる前に縮小してある程度の頭数が確保できる競争を維持しよう。見た目につまんないレースを出さないためにレースを減らすってことなのかなとは思います。それなら現状もあるわけで仕方ないかなと感じるところもあるわけです。もちろん現状よりも番組増えて頭数も多いのが一番なんですが、もうそうはいかないようなので。
(これからの障害競争に思うこと)
私の思うことになりますが、現状正直遅きに逸したと思ってます。2020年からやばいねと書いてますが、このころから障害ファンの大半はこういう状況は見えてたと思います。そこに小牧加騎手と意外な形での増はありましたが、それ以外の増が伴騎手くらいでほとんどなく作れる人は2人増えただけでやめる人だけ増えていく状況でここまで来てしまいました。
ただこの状況でもなんとかしなければいけないわけで売るために、人を増やすためにいろいろ考えないといけないなとは思います。
おもいつくのは
<人を増やす>
・小牧加ルートでの騎手確保。
このルートでどれだけ確保できるかですかね。ただ馬術の方から競馬がどうみえてるかわからないのでどれだけ来てくれるかは未知数。ただ馬術で著名な人が、調教師だったり、助手さんだったり、またJRAの職員として中に入ってたりしてるわけで、そういうところから障害騎手やってみようとかでてこないかなとは希望レベルで思ってます。職員が騎手とかは面白いとは思いますが。
・障害専用の減量基準を採用
要するに通常の見習いだけでなく、30歳とかでも障害騎乗が初なら障害レースの騎乗に限り減量を与えるというもの。なんとか成績頭打ちの中堅を拾えないかということで、何かしらメリットをとなると減量かなと思います。19〜23歳で平地減量騎手として依頼もある状況で障害にとはなかなかならないわけで、中堅からとなるとこういう方法しかないかなと思います。
障害騎乗手当を増やすという話もありますが、これは現状でも平地よりかなり多くそれでもこない現状をみると金を積んだくらいでは変わらないのかなと。ジャパンカップに外国馬がこないのと理由は似てますかね。金の問題じゃない馬場と勝算の問題だということで
これくらいしか現状はみえなくて。騎手は試験を通った騎手と限られてるので難しいですね。短期免許を障害だけ別にして通年外国からも呼ぶもありなのかなと思いますが、売れてないというのはあるので金をかける話は難しいのかなと思います。
後、見てもらえばわかりますが、障害騎手って二世が通常の平均より少ないんです。西谷騎手や石神騎手、大江原騎手、小牧騎手はそうですが、あとは違うんじゃないかな。競馬の危険なところを子供のころから見てきている人はなかなか参戦しないのかなとは感じます。それも踏まえてのリクルートも必要なのかなとは思いますかね。
馬券を売る方はもっと難しくて方法としては障害だけ予想新聞を無料にみれるようにするとか、数パーセント払い戻し上乗せとかそういうことしかおもいつかない現状はあります。
売り上げとは別に魅力を感じてもらうために独自の配信をして、売れないけど配信はまわる人気コンテンツとしてみてもらうのは一つの方法だとは思いますが、それがどれだけいいことかもわからない。これこそいろいろ皆さんで意見をだしていい方法がないか考えるところかもしれないですね。
最後になりますが、おそらく平沢騎手引退して、数か月は平沢騎手の乗ってた馬、騎手はだれが乗るんだろうで騎手の不足を軽く感じることはあると思いますが、それも落ち着くとそこからは騎手不足を特に何も感じることなく日々は流れると思います。ただ障害入りする馬は緩やかに減っていく。
それで次にまた次にと引退騎手がでて、本格的に人がいなくなったときに頭数がやばくなり、みんな気づくとなるとは思います。この話の一番の問題はレースに乗る人がいなくなることではなく、そもそも馬が減っていくというところになります。
この流れを止められるかというと難しい気はしてるんですが、知らずにこの日を迎えるよりは、一人でも多くの人に知ってもらってみんなであがいて迎えましょうよという気分です。その中で妙案が浮かぶか何かが劇的に変わるかでいい方向にいけば最高です。私のやれることはやってみました。
この辺でとりあえずは終了とします。なんか思いついたら追記するかもしれませんがこれで締めます。ではまたどこかで。
皆様こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。競馬続けてますか。
ということでお久しぶりです。突然記事を書こうと思います。なぜかというと、先日ひっそり話題になったいろんな形で無料で公開していたある競馬AIが閉鎖するという話でそれを受けてというかついて競馬予想AIについて思うところ書こうと思います。
こんな話になんで突然触れるのかというとまず前の記事。ブログをやめた理由で時間を作りたいとは書きました。それも事実なんですけど、他にこういうことも書いておりました。
これ以外にも自分より競馬のキャリアが浅い人も増えてきて、上になって知識を書くようなブログを書くことに抵抗があったり(長いんだから知ってて当たり前ですからね。)他にもそういう小さい理由もいくつかあるんですが大きい理由は時間作りというのが強いです。
これですね。ここで触れている小さい理由。辞めた理由の一つにこの辺の話はありました。それについて一つ一つ触れていこうかと思います。
ここから書く話は全て結論でもないし、一素人がいろいろ見て勝手に思ったことを書いてるだけです。あってる外れてるという話でなく私が感じた感想文ですのでそういう感じで読んでください。
(馬券を購入する上での違和感。オッズが急激に下がることについて)
数年前からすごく感じるようになったことに「直前にオッズががくっと落ちる」現象。前からあったんですが、数年前から顕著になってきました。簡単にいえば今までこういう買い方でこういうとり方をすれば2万円くらいかなというのが、1万7千円の時期があり1万5千円になりということがあってそれをTwitterで「直前にオッズ下がるのなんなん?」みたいなことをつぶやいたことがありました。それに対してある方がひっそりDMで今はAIでこういうところでカクカクジカジカでと教えてもらったのがAIを意識しだした初めです。こういうことはあるだろうなと思ってましたが、一般人の目の届くところにあるという話はあまり意識していなくてそういう時代なんだと感じました。
これと同じ時期くらいから推奨馬に対する違和感も感じていて、たとえばA,B,C3頭。力的には3つ巴の馬がいて、こういうケースはCだけ少し人気しないなというのは何十年予想してきた感覚であるわけです。ならばこのCがおいしいから推奨馬で上げますというケースは多々あるわけです。配当妙味も込みですよってケースですね。
ただこれが直前にオッズがガクッと下がってA,Bとそんなに変わらない人気になるわけです。それでこのCが勝てばまだいいわけですが、結果Cが負けたりすると、「配当妙味があるつもりで推奨したつもりが結局人気の1頭でしかもこない」っていうどうしようもないことが起こるわけです。これが一度や二度じゃない状況で起きてきて、ちょっと今のままのやり方では厳しいな。そもそも戦い方を変えなきゃいけないなと感じてきたのもブログをやめた理由にありましたね。そのころにはいつもなら2万円になるはずの当て方が1万2千円くらいにしかならない感覚になってました。
(戦い方を変えるという事について)
具体的には事前予想で穴とかそういうのを決めるのはもう厳しいなと。正直、前日はおろか30分前のオッズをみることにも全く意味がないなと感じていて、またそういうAIの動きも把握せずに普通に馬券買ってたら勝てないことはないけど、年単位では儲けられるお金も相当損するなと感じました。何十年事前予想をできるだけ早くがっつりして、買い目のところだけ直前にというやり方で競馬をしてきましたが、事前予想をしっかりして準備という時代ももう終わるだろうな、直前の対応でいろいろ動いていかないといけなくなるなと感じてこのやり方で狙い馬を上げるのは違うなと思い、ブログ止めたのはあります。
(AIについて思ってたこと)
私の場合は電王戦の頃から昔やってた将棋を見るようになり、その後にバックギャモンというサイコロをふって勧める西洋すごろくとも言われるゲームでAIと触れてきました。年間で言えば1000近くはゲーム内容をAIで解析されるという経験を競馬をしている裏で数年してきています。なのでAIに関しては全く抵抗はないですし、サイコロの目で局面が変わるバックギャモンというゲームでAIの解析が絶対(に近い)という世界にいるわけで、よくこの手の話で言われる「将棋と違って不確定要素の多い競馬予想では・・」というのは全く思わなくて、こういうのも藤井聡太さんくらいなら自分ですべて駒を動かせる将棋とかのほうがAIの効果を感じるでしょうがそうでない一般人なら、こういう不確定要素が多いものの方がAIは効果があるとは思ってました。
不確定要素のある競技ではずっとなぞっても常に100点にはなりません。ただ一番確率の高いところを引きやすくなります。簡単に言えば10回中2回当たる自分の予想が、3〜4回は当たるようになる。的中のアベレージが確実に上げられる中で回収率も上げやすくなるということです。
個人的にはバックギャモンを始めたころから思ってたのはAI解析は競馬予想と野球の監督と麻雀はすごい取り入れたら効果あるだろうなと思ってました。その辺はちょいちょいブログなりTwitterで書いてたと思います。
おそらくバックギャモン側では私はまだAIに抗おう。そうじゃないところで(人と人の勝負だし)なんとかとか思ってる方ですが、それでもかなり精度が高いもので人の考えよりは全然上という感覚があるわけです。
実際バックギャモンというゲームでは大会の中には単純なゲームの勝ち負けと同列でAI解析の数値で低い方が勝ちというものがあるほどAIが絶対なゲームです(試合で勝ってもAI解析で負けてたら1勝1敗という感じ)
そして結構昔から、人間があれこれ考えても近い将来AIが出てきて、それが広まっていくと人間が血統がラップがとかいってるのもすべて取り込んで数値化してくるものが出てきて意味をなさなくなってくるなというのも感覚にありました。そういうこともあるので数年前から不利とか出来とかそういう数値化しにくいものに目を向けたり買い方でいろいろ考えたりということには取り組んできていたつもりです。厩舎コメントを積極的に予想に取り入れるようにしたのもそういうところからです。
(AIと真っ向から戦うことは考えないか)
こういうことは考えてなくて、まずは人間の予想には限界を感じていて、自分も含めてですけど予想している時に競馬の予想に必要な要素を10がマックスとしてどれくらい目をつけられているかというと、人間は2か3くらいだと思うんです。自分もそれかそれ以下だと思います。おそらく予想するときに必要だけど目をつけることすらできてないところが7か8は逆にいえばある感覚です。それでそれをすべて考慮して予想に落とし込めているかというとそうではなく、ここでは血統はいいや、ここではラップとかいいかとか自分で知らず知らずに省いて、それに自分の資金も考慮して買い目にしてるわけでいざ馬券を買う、印をつけるという段階では見えている2,3くらいからさらに端折って1くらいになってる感覚です。
対してAIは大体8ないし9くらいは見えていてそれを条件に合わせて必要状況を自然にバランスよくすべて考慮して勝率とか複勝率とか出していると思われます。
2,3しか見えてなくて最終的に1になっちゃうものと8,9は見えていて8,9必要に応じて上手に振り分けて勝率複勝率を出すものまともに戦って勝てるのかというと勝てる気は全くしない。
それに予想に必要な項目すべて人間が頑張って把握してすべてをみて考慮して予想することもできないことはないと思うんですが、それすると1レースで凄い時間がかかります。それする意味ある?って感覚です。時間的にそこまでかける必要あるってのもあるしやったところで8,9になれるとも限らない。頼れるものには頼ればいいって感覚です。
じゃあAIはマックス10にならないのってのは後で少し触れようと思います。
(ここ数か月何を考えてきたか)
ここ数か月はいろいろ考えてきて、そういうものを出しているサイトだったり、スポーツ紙に出ているAI予想というものだったりみて自分でも今までの予想は同じようにしてそれで馬券を買ってました。自分のやり方で普通に馬券を買って、それで当たった外れたがでた中でAIの評価もみて、当たってるところ外れているところをすり合わせていくことでどういうことを重視しているのか、逆にどういう面は軽視されるのか。その辺は自分の予想とすり合わせることで肌感覚で数こなして感じていくことで何か気づくことを見つけていこうということに取り組んでいました。
自分が評価してないでAIが評価している。それでその馬が来た場合自分の見落としている何が原因かとか、双方評価しているものでどこが考え方としてあっていたのかどうかとかそういうのを分析していくということですね。
バックギャモンでは「5ポイントを抑える」という行為が比較的いろんな局面で高評価になるんですが、競馬における「5ポイントを抑える」と同じようなある程度優先されるものをみつけられたらなとも考えてました。
それでAIが評価しているもの重視しているものというのは、いろんな予想理論が何十年飛び交い続けた競馬予想界、どれが正解かは結論出ない中ずっとなんとなく続いてきている中で、一つの答え(正解)になるんじゃないか。そして何を重視しているか。そこがつかめればAIを見なくても地力である程度、高い水準の予想はできるんじゃないかってことを考えていて取り組んでいました。(逆にこれは意味ない予想理論ってのも浮き彫りになるのではとも考えてました)
そしてもう一つ考えていたことがあり、アナログ部分は取り込みないとはいえないが、取り込みにくいんじゃないか。そういうものはどれくらい反映するのか。そういうことも並行して考えてきていました。それがAIが10にならない部分の話です。
(アナログ部分とは何か)
具体的には馬の出来とか前走不利受けてたとかあとは騎手の技術の正確な反映とかそういうところですね。
例えば休みを入れて馬の出来が一変するケース。休養で馬がよくなるくらいは当然考慮されてるとは思いますが、例えばソエが治りました見たいなケースは馬の行きっぷりから内容から変わるわけです。そこまでは反映しないだろうというのもありますし、不利についても反映はしにくいだろうとそして騎手の技術についても同様です。これは例を一つ書きましょうか。
先週レディベルという馬が未勝利を勝ちました。古川奈騎手から池添騎手への乗り替わりです。
競馬ファンなら池添騎手と古川奈騎手に4キロ減を考慮しても相当差があるのはわかる話だと思います。ただ数字としては池添騎手には毎年全国リーディング20位前後の勝ち星で今年は35勝という数字で古川奈騎手には8勝という数字と矢作厩舎の馬ではよく勝つというものが表立つわけです。
ただ池添騎手の技術がその数字通りかというとG1やこれまでの活躍を見る限りそれ以上。リーディングトップと渡り合うだけの技術はあるわけです。逆に古川騎手が他の8勝くらいの騎手と同等かというとこれも毎週競馬を見てる中ではあると思いますがそこまでではないと思われるわけです。
実際こういうものがどこまで考慮されるかわからないですが、古川騎手が現状の数字より極端に過小評価されるということもなければ、池添騎手が現状残している数字より過大に評価されるということは考えにくく、この両騎手の評価差に関しては実際の技術差より広く評価される可能性はほぼなく逆に維持か実際の技術差よりは狭く評価されている可能性が高い。
なのでそこの実際狭くされている(だろう)差の部分で抗えないかということです。そこまでは見えてないでしょうという事での狙いですね。
その手の話もいろんなパターンで考えていました。抗えるポイント探しも並行してしてきたというのもありますね。
(最後に)
なんでこういうことを書こうかと思ったかというと、この手の作業は1年単位でのんびりして、このブログか違う形かわかりませんがどこかで来年のどこかで書ければなあと思ってました。ただその有名なところが閉鎖ということでまあそれなら中間報告をするかということで触れました。いざ具体を書くよりはいろいろ背景を書かないとと思って下書きを書いたらいろいろいっぱいになったので下書きで一度だそうということでこういうことです。
秋口にわかったことわからないこと。たぶんこうだろうということ今一つつかめないことを書こうかなと思ってます。のんびりになりますが時間も最近ないのでいつになるかわかりませんが興味がある人は覗いてみてください。
ということでこれともう一個2記事だけ復活します。その時はよろしくお願いします。
長いことを続けたブログですがこれで終了となります。ありがとうございます
辞めようと思った理由について、最後に書いてから3か月以上たってるのでもうちょっと書こうと思います。
辞めようと思ったのは、本当にある時ふとおもったのがきっかけです。コロナで近い年代の人でもなくなる人もいるし自分は持病ももってます。そして40歳を過ぎた年齢。いつどこでどんな病気で亡くなるかわかんないなとふと思った時に、毎週競馬の予想をしてブログを書いてという作業にかけてる時間が急にもったいないと感じるようになったんですね。3場開催なら予想で3時間。記事書いて1時間。早くてこれですし、この時間は意識しないようにしてても、なぜかどこかで確保して常に動いていて単純にもったいないなあと。ブログがあるので毎週きっちり予想をしてとなる。なので気楽に競馬をしない日。予想も簡単で終わらせる日作るにはまずブログ止めなきゃなと思ったので急にやめることにしました。
結構心配していただいてるので改めて書きますが、健康状態は持病はありますが急に悪くなったわけではありません。ただ持病もあるしコロナの最中いつ何があるかわからないという気持ちはあって、残っている時間は意外に少ないかもと思ったのでこうしたという事です。
昔から決断は早いと言われてきました。ふと思い立ってすぐに辞めます記事を書きだして、気持ち変わるかもなと今日まで様子はみましたがかわることもなかったので宣言通り辞めたいと思います。
これ以外にも自分より競馬のキャリアが浅い人も増えてきて、上になって知識を書くようなブログを書くことに抵抗があったり(長いんだから知ってて当たり前ですからね。)他にもそういう小さい理由もいくつかあるんですが大きい理由は時間作りというのが強いです。
その辺いろいろでやめようということになりました。やめると宣言して時間をおいたのは私の経験の話でブログとかそういうのって興味深く見てるやつ、いろいろ事情はあるんですが、終わるときは突然終わることが多いんですよね。あれがすごい嫌でねえ。習慣が突然取り上げられる感じで。自分が辞める時は少し時間はおこうというのは結構前、それこそ多分ブログ始めたころから決めてました。そういう事情でこういう形でやめる流れにさせてもらいました。
長い期間淡々と続けさせていただきましたが続いたのは、初めに紹介していただいた方あってこそなんですが、そこから先は見に来ていただいたたくさんの方のおかげです。毎日のアクセス数は定期的に励みになりましたし、やめる時に一番ひっかかったのはたくさんのアクセス。これがあるからどうしようはありました。ここまでやめようと思った時に常に止めてくれたのはアクセス数でしたし今回もやめるのやめると気持ちにアクセス数みてなりそうになったタイミングもありました。
みなさんのおかげで続けられましたこのブログ。一度でも見ていただいたすべての皆様、ありがとうございました。
そしてコメントをくださった方々、これもさらにブログを続けるモチベーションでした。不愉快、納得いかないこともたくさん書いただろうし予想も外しまくりました。荒そうと思えば荒せただろうし、コメントの皆様のコメントは常に紳士的でした。皆様がこのブログを支えていただき、いい読者の方をさらに招いていただいたと思ってます。
コメントいただいたすべての皆様ありがとうございました。
今後についてですが、競馬をやめる気はありません。ただ毎週のルーティーンからは一度距離を置いてみようという感じ、普通に馬券は買うでしょうし、毎週結果は見るとは思いますが、ちゃんと予想を前日にして毎週ちゃんと見るという感じではなくなるかもしれないし、結局変わらないかもしれない。このへんは一度ブログをやめてリセットしないとわからないところなので自分でもわかりません。どうなるんでしょうね。競馬見ながら追っかけで予想をしてとかいいなあとか思ってたのでそういうことはすると思います。
Twitterのほうでは競馬で気になったことがあったらツイートするでしょうけど頻度は今まで以上に減ると思います。制限するつもりはないんですが、緩やかな取り組みになるのでそっちも緩やかになるだろなという感じですね。
ブログの方は更新は基本はしません。バックギャモンの方の記事は一つ書く記事残ってるのでそれは来年の宿題でやるとは思いますが、競馬はないでしょう。
ただ数か月はコメント欄くらいは覗くつもりですので私ごときに何か確認したいこととか聞きたいことあれば気軽にコメントください。そこまで制限する気もないですし、競馬、競艇に関することならそれに対しての私の答えは返信させていただきます。
これで更新は最後になりますが、いろんなタイプの記事をいろんな形で書いてます。ブログ閉鎖はする気はないですし(そもそも自分の競馬の知識をやめた時ようにネットの残骸に残す趣旨で始めたところもありますから)たまに覗きに来ていただいて使ってそうなものは漁って使っていただければと思います。皆様が独自に競馬の何かを調べようとググったときにこのブログがひっかかることがあるかもしれません。その時にでも他の使えそうな話も思い出していただけたらと思います。何年か後にこのブログでしか言ってないような話を誰かが自分のことのように使っていて、私がそれを目にする。そうなるのが理想だなあと思ってます。そういう日がきたらいいですねえ。
長くなりましたね。この辺で本当に最後。皆様ありがとうございました。よいお年を
地方の予想です。
◎12クリンチャー
〇09オメガパフューム
▲なし
△02タービランス
03アナザートゥルース
01ロードブレス
05ウェスタールンド
10ノンコノユメ
こういう感じでクリンチャーとオメガが上位であとは差をつけにくい、差がない感じで。
まずクリンチャー買いたいなからありました。前々走はちょっと無理筋な外を回す雑な競馬でしたし、前走も進路取りからうまくいかない競馬。ちぐはぐでしたが、その辺スムーズなら巻き返せるとみてたのでここは積極的に買いたいです。年始は地方でぶっちぎってましたし、みやこSのロードブレスとの差は逆転可能とみて狙いです。
対抗はオメガ。強いしねという感じでこれが本命候補でしたが相手に買いたい馬が少なかったのでその馬を本命にしてこれ対抗でいいやという感じです。
あとは好みですね。内枠買いたい、偶数枠買いたい、出来の良さそうな馬買いたい。差し馬多いので何が差してくるかを考えるより前にいそうな馬買いたい、地方実績見て買いたいでこういう印になりました。
ミューチャリーに関しては金沢がメイチだったんじゃと。ここでおつりあるのかなと大きいコースの方がよくない気はするので印からは外しましたが、かなり薄くはおさえるかもしれないです。
※「続きを読む」以降を朝うっかり消してしまいました。書き直しております。
前の内容と違うかもしれないですがそういうことです。あしからず
今晩は引き続き
前目でレースできる馬で横山騎手にもあいますし、この舞台を勝ったということは皐月賞にも合いますね。負けた競馬も力負けではなく世代上位の一頭であり、トップ候補の一頭ですね。ためて弾けるようなレースができるかどうかがダービーでのカギになりそうですが、皐月賞までは問題なし。今後が楽しみな一頭ですね。