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    人も血統、そしてサークル

    • 2021.10.25 Monday
    • 20:55

    ちょっと緩い記事。

     

    横山武騎手が菊花賞が勝ったことで前から思ってたこと書いてみようと思います。

     

    競馬サークルというのは独特なんだろうなと思います。その中でここまでまっすぐ伸びた横山武騎手。皐月賞の時の勝利者インタビューでも感じたことです。これで関東のトップは彼になっていくと思います。

     

    川田騎手とか外人騎手とか地方騎手がトップにいることはあれど、福永騎手に武豊騎手にとトップジョッキーの息子が日本競馬30年の中で結構な比率でトップを占めてることになります。トッププレイヤーの息子がその競技で活躍することは他の競技でもあれど、これだけ高比率でそういう事が起こるというのは独特なことではあります。

    もちろん競馬が日本人が普通に生きててあまり経験しない馬に乗る馬に接するという経験ができるということや小柄でないとできない職業という特殊性が引き起こしてるとは思いますがそれにしても多い。この辺の話について私が思ってきたことを書いていこうと思います。

     

    まず昔に書いたこの記事

     

    なぜ競馬は若手が台頭しないのか(1)(11/14 18:30追記)

     

    この中で20代で80勝以上上げた記事をまとめています。まずそれをどん。

     

     

    こういう感じ。1993年で切れてるのは単純に画面に入ってる範囲。こういうラインナップになります。これに2018年以降松山、横山武騎手が入ってくる感じです。これを仕分けしてみましょう。

     

    ※太字はここ15年の20代80勝達成者

     

    ・父がJRA騎手か元JRA騎手

    武豊、福永、横山典、横山武

     

    ・身内(兄)がJRA騎手か元JRA騎手

    吉田隼

     

    ・親族がJRA関係者

    柴田善

     

    ・身内が地方競馬関係者

    川田、丸山

    ※柴山(地方競馬より移籍)

     

    ・生産牧場等トレセン外競馬関係

    田中勝

     

    ・競馬サークル外

    松永幹、吉田豊、四位、藤田(牧場関係?)、蛯名(遠縁に調教師)、後藤、三浦、松岡、田辺、北村宏、浜中、松山

     

    トレセンに近い側、騎手に近い側から上にして下に行くほど騎手から、トレセンから離れていく感じになります。

    簡単に言えばこういう感じになります。これから感じることを書いていこうと思います。

     

    1、身内が騎手に近い方がトップジョッキー率が高い。

    武豊騎手はもちろん、横山典騎手に福永騎手と80勝を20代で達成した二世はもうトップ騎手は保証されてると言っていい数字。こことその下では少し隔たりがあるなと感じます。

     

    2、身内に地方中央問わず競馬関係者がいるのといないのでも成功率が違う。

    父が騎手でなくても身内が競馬関係者なら成功したら続けられるなと感じます。柴田善騎手、川田騎手等怪我なくトップレベルで騎手を続けている人が目立ちますね。そして吉田豊騎手はしりすぼみに成績をさげてるけど隼人騎手は成績をいまだにあげている。怪我とか競馬サークルの情勢の違いもありますが、何もないところから入った兄と兄が競馬サークルである程度位置を築いてから入った弟の差もあるかもしれません。

     

    3、競馬サークル外はムラがある。

    確かに四位騎手、蛯名騎手、そしてそれに準ずる位置まで来た藤田騎手等トップまで来た人もいますがムラがある印象。そしてそこまで届いてるのは武豊に近い、武豊世代といっていい人達。それ以降の人は松山騎手はまだわかりませんが、挫折で下がってる印象があります。その辺は次の項目で

     

    4、競馬サークル外でここ15年の20代80勝達成者は大怪我経験者が多い。

    後藤騎手、三浦騎手、北村宏騎手、松岡騎手と1年レベルの怪我離脱者が目立ちます。浜中騎手もそこまでではないものの大怪我を経験。30になってから80勝ですが近年では北村友騎手もサークル外からで大怪我経験者です。そして15年の範囲ではないけど松永幹騎手に吉田豊騎手も長期離脱を伴う大怪我経験者ではあります。

     

    この辺がこの表で私が感じる範囲。ここから私個人の感想。

     

    ・競馬身内とそうでないで先天的に感じるものや周りに感じさせるものが違うんだろう。

    これは思いますね。この記事を書こうと思ったきっかけの話、横山武騎手の天真爛漫なインタビューを見て感じたことです。いい悪いとかトレセンを攻撃とか二世は恵まれているとかそういうことを書こうとしてるんじゃなく、単純にレジェンドの息子とかははるかにやりやすいんだろうと感じます。

    例えばですけど木村調教師と大塚騎手の一件。これが大塚騎手でなく横山武騎手だったとしたらこういうことは起こったかというと起こらなかった気はするんですよね。横山典騎手の息子にパワハラとかを暴力とか狭いサークル内でやったらどうなるかというかそういうことすらできなかったと思うんですよね。変なことはされない、変な奴に変に絡まれにくいって強みはレジェンドの息子にはあるんだろうというのはなんとなく感じる所。そしてトップジョッキーの息子は父親をみてきてなり、いろいろ競馬を接する機会があって騎手としてこれあやっちゃだめとかそういうのが繊細な部分まで身についてるというか、自然に空気を読んで動けるところはあるのかなあと感じます。

    それに対して外から入ってきてる人はそもそも今までいたところと空気が違うから、そこから差がつくというか。そもそも生まれ育った環境でやっちゃいけないことをやる率も下がるし、愛されることを自然とやれる率が全然違うんだろうなと。

     

    その辺の空気を知ってる強みはトップジョッキーの息子でなくとも、地方競馬関係者の川田騎手や、叔父に競馬関係者の柴田善騎手にもトップジョッキーの息子ほど出ないけどそれなりに備わってる。その辺が彼らが長くトップにいられる理由なのかなとも感じるところです。(吉田隼騎手にも兄が騎手というアドバンテージはそういう面で多少はあったかもしれません)

     

    ・大怪我率の違い。

    武豊騎手や福永騎手も大怪我はしています。けど1年レベルで復帰できないとかそこまではいってない。ただ競馬サークル外の人で成績を伸ばした人の大怪我率は流石に高すぎ。これ何が原因かというとそれこそ競馬サークル外か内かの違いだと思うんです。

    普通の社会に生きてて馬から落ちて死ぬ人とか、大怪我する人とか見る機会めったにないじゃないですが。けど競馬関係者はそういうのを定期的にみてるわけで福永騎手に関しては自分の父親をみてきてるわけです。生まれた時からそういう人が回りにいるのといないのって圧倒的に差があるんだと思う。

    多くの怪我した人や亡くなった人が子供のころからみてきてリアルに浮かぶ競馬関係者と、競馬の世界に入ってからそういうのを見てきた人たち、危ないシチュエーションになったときにこれはダメだと引くタイミングがちょっと違うんじゃないかと感じてます。リアルを幼少から見てきた人とそうでない人の差がこの大怪我率の差になってる気がします。あくまで私の妄想ですがここまで差があるとそういうことも考えてしまいます。

     

    要するにもちろん競馬関係の身内からくる血統的なセンスもあるでしょう。それもですけどそれ以外の要素としてこれらの要素も多少はあってレジェンドの息子と競馬関係者の息子、そしてサークル外で差がついてくるのかなあと感じた次第です。

     

    あくまで私が感じてること。そうじゃないと思う人もいるでしょうが単純な技術以外の話もあるんじゃないかと最近感じたので書かせていただきました。皆さんがそうじゃないと感じるか、そうだと感じるかわかりませんがどっちでもいいです。何かを感じるきっかけになればと思います。

     

    そしてこの傾向があってそれに対する考察がそんなに外れてないなら、今後もこの傾向は続くはず、次のトップ騎手がでてきたとき何十年後にこいつはいけるかどうかのジャッジする材料にもなるかもしれません。こんなこと書いてた奴いたなくらい頭の片隅に残しておいてください。

     

    ブログももうすぐやめるので思ったことはネットの残骸に残しておこうと思い書かせてもらいました。

     

    ではまた。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    回顧の書き方、醍醐味

    • 2021.10.20 Wednesday
    • 18:39

    緩いお話。

     

    私はG1回顧を書いています。それ以前は重賞の回顧を書いてました。今日はG1回顧にフォーカスしていろいろ記事を書いてみようと思います。簡単に言えば、やり方をだらだら書いて最後に醍醐味でも書こうと思います。

     

    回顧を書く理由。一番の理由はその時自分が思ったことをメモにしておこうってことです。折角なんでそれをブログ形式にってことですね。やって一番いいことは後が楽。これですね。

     

    重賞以上のレースの予想が圧倒的に楽です。そういうことを繰り返しておけば、その馬のいいところ悪いところがインプットされるそれをベースに足し算引き算すればいいだけなんで圧倒的に予想時間が減る。予想時にやるべきことを先に半分くらいやっておくという感じです。新しく見るのは重賞初出走、昇級とかの馬だけになりますからね。

    それで回顧で間違ってることや回顧で言ってることを超えてくることもあるんですが、間違いはこれは違ったんだなで自分の進歩のために修正すればいいし、その馬が克服した可能性もある、さらにプラスでみればいいだけ。言ってること書いてることを超えてくるのは成長だから、その馬は今これくらい伸びてると把握できる。その後に自分の見えてる範囲よりさらにプラスはある可能性あるなという見立てもできるという良さはありますね。

     

    そういう何より自分のためになる回顧。どうしてるか書いていこうと思います

     

    15:00前 下書き

    かけること。「こんばんは」とか本命は〇〇。▲人気でとかかける所だけ書いとく。それで人気をみて上位5,6頭この辺まではふれようかと、それ以外の馬で掲示板に入る馬はいるのでその辺は「その他」にせずふれようと当てをつけてます

     

    15:10頃 パドック

    一応目を通します。何をみてるかというと。「こりゃだめだ」がいないかどうかだけ。いい馬を見極めるとかはしてません。素人目にみて「ありゃ」がいないかどうか見てるって感じですね。何年か前のG1でモズスーパーフレアがごっとごとでおいおいみたいなことがあったのでああいうことがないかを見てる感じです。基本G1ですからね。よしないなで終わります。

     

    余談ですが、一応競馬歴20年はありますのでいいなは気づく馬もいるわけです。それは気づくだけ。自分基準で正しい悪いが本当に正解であってるかどうかなんてわからないですからね。見た目の感覚を正しいとはいえないので。

    ただそういう馬で人気より走ってレースを演出した場合はよくはみえたと後出しで触れるようにはしています。これは記録を残しておくくらいの感じですかね。

     

    15:45 レース。

    まあこれはみるだけです。最近予想記事で書いてるようなポイントを気にしつつ、自分の軸馬と他の馬の距離感を注視してみますね。まあ4コーナー回ったところでわかるじゃないですか、くるかこないかの結果は。ゴールするころに回顧の方に意識はいってます。

     

    15:50 書き出し

    ツイッターとかで意見やそういうのを見ないうちに書き出しに入ります。まず何を書くかというと逃げ馬の着順と評価。

    なぜかというと一番わかりやすいしパトロールとかレースを見なくても一番振り返りやすい馬。レース動画が上がる前にまずこれの感想を書きます。その後に書くのは自分の軸馬。これはずっとみてますしね。何が起こったかすぐわかるこれも書きだします。

    それで書き終えることにはレース動画、パトロール動画が出ています。

     

    16:00過ぎ。 食事の準備、風呂の準備、顔を洗う、競艇のナイター場の番組を見てこの後絶対買うレースを決める

    一度競馬から離れます。簡単に言えばリセット。一度切り離してみる作業をします。なぜかというとあまり勢いでレース映像みてもフラットみれないんですよね。熱気が冷めないとかそういうことじゃなく、そういう回顧を書く方としてレースを見るという方に切り替わらない。私はそうです。すぐできる人もいるんでしょうけど。

     

    16:15〜 レース映像1回、パトロールを1回ぼーっとみて。気になればもう一回くらい見る。

    フラットにレースを見る感じですかね。見て気になったところやレースで気になったところがあればもう一度みてチェックする感じですかね。ここで逃げ馬と軸馬のこともチェックして自分で書いたことに補足がないか間違ってることはないかチェックする感じですね。

     

    16:30〜 レース総評部分を書く。

    これを思うがままに書いてます。

    ただ各馬に触れだすと気づく事、書かなきゃいけないことがでてくるのでそれはその時に補足していく感じですね。

     

    16:40〜 各馬についてだーっと書く。

    これで各馬全馬触れていきますね。1頭1頭まず思ったことを書いていって、レース映像かパトロールをその馬だけ見る形でみつつチェックして書き足して削って、そしてもう一回見て…という感じで書いてます。パトロールはわかりやすいですが自分の場合はレース映像の方が見たい情報は詰まってるのでどっちをみてるかはケースバイケースです。

    まあこれは勢いで一気にかけるときもあれば、詰まることもあるしAという3着の馬のことを書いて、その後に6着のBの馬のことをかきながら「ああ3着のあの馬はここでこうだったから、こうなったんだ」と気づいて補足に書いたりします。そこはパズルみたいにとりあえず書いていきます。

    今回でいえばスライリー5着のことを書いたときにこの馬にステラリアは前に入られたと気づくわけですね。それでステラリアで書くことは一つできますし、一頭書けば大体、他の馬について書く事も一つは思いつきます。

     

    17:30くらい 終了。

    前後はしますがこの辺で終了となりますね。途中はレース総評を書き足したりします。それで記事になります。

     

    18:30くらい ブログチェック

    風呂入ったり買い物出たり、外出したりして、食事をしてるときや食事後に(外食、宅食問わず)ブログを見返します。私、仕事もそうなんですが、終えた後にすぐチェックしても間違いやおかしいところに気づかないところがあって少しオフ時間をおかないとできない面倒くさい属性があります。仕事はまた別のことして、しばらくしてチェックに戻ってくるんですが、これだとそうはいかないんですよね。なので違う事一度しっかりして帰ってくるようにしてます。

    そこで誤字脱字に表現的に伝わりにくいことはないかどうかを見ていますね。

     

    余談になりますが、書く時に競馬予想専門用語で誤差が出そうな表現は使ってしまうときもありますが、極力避けるようにしています。例えば瞬発力、持続力とか。これも3ハロンで瞬発力という人もいれば直線のこの辺からの脚ともっと短い範囲で見てる人もいるし、私はもっと短い範囲で追い出した瞬間の加速力で瞬発力とみてる。これはどれが正解とかないわけですよ。自分の基準がしっかりしてれば何も困らない。誰も自分が正解、他が違うと言える話じゃないから。それを自分の考えの概念はこれ。理解しろは無駄な作業でしかないじゃないですか、受け入れる側にしては。

    なので一瞬で置き去りにするとか長くだらっと脚を使うとかこういう言葉にするようにとは思ってますね。時にはびゅっととかばーっととか擬音の方がいいなと思ってあえて使ってるときもあります。

     

    19:30 これで終了。ラジオNIKKEIさんの騎手コメント(翌日は全馬の騎手コメント)を見る。

    これが一番楽しみなんですよ。ブログをアップするタイミングで見ようと思えば見れるんですが、全部終えた後に見る。自分がみえたものに間違いがないかを見る感じ。間違ってれば、そこはこっちはこうみえたけど、こういうことなんだと自分の修正点や気づきになりますし、あってればあってるでうれしいもんです。このすり合わせが一番楽しいです。これをするためにやってるようなもん。間違っててもいいんですよね。全く気付かないアプロ―チがコメントから見れたとき楽しすぎるんです。

    この瞬間は何とも言えない楽しさがありますし自分へのご褒美感があります。

     

    ということでこういう感じでやってますという記事でした。私はもうこういうことは今年までなので来年以降やってみようかなという人がいれば参考にしてみてください。では。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    本命馬には自分の意思を

    • 2021.10.13 Wednesday
    • 17:57

    ブログももうすぐ店じまいですのでネットの残骸に遺言でも残すつもりで(そもそもはこれ目的でブログ始めたのもある)、こういう話を書いていきます。

     

    競馬は非常に多くの要素が絡みあって結果が出る競技です。大前提の軸に馬のかけっこの速さはありますが、そこに人がコンディションを調整する。ここでばらつきがでますし、そこから枠が出ます。これの内外でまた差がでる。そして人が乗るわけでそれでも差がつく。そしてレース。例えば隣の馬が出遅れるかスタート決めるか五分がこれだけでも位置取りがそれぞれ替わります。それが出走馬全部に起こります。そして騎手がどう乗るか、とっさの判断で騎手が外に行くか内にいくか、道中で引くか前に出して位置を抑えに行くか。こんなことでもその馬だけでなく連動的に他の馬、周りの馬にも影響します。

     

    要するに何が言いますとさまざまな要素が絡み合って結果が出てるわけです。私は将棋とかみますし、バックギャモンというゲームでAIのパフォーマンスレーティング(PR)に常に指し手を見られるゲームをしていますのですごく感じますが、競馬は特にくるかこないかとか、正しいか違うかとか0%か100%の話が多いなと感じます。白黒、正しいか違うかをはっきり決めたがる傾向はある気はしますね。

     

    ただ現実問題、0か100か正しいか違うかで決まってることなんかほとんどなくいろんな可能性でそれぞれに確率がでて、確率の中で高いところが普通にくることもあれば、すごくはまってうまくいった1%が勝つという事もあるという競技だと思います。

     

    要するに最善手を指し続けたら100%あたるわけでもないし、逆にいえば当たったからといって自分の的中が全てにおいての最善手ではない。野村克也さんが負けには不思議な負けなしといわれてましたが、それはその通りで負けには理由はあるけれど、ただ負けたで終るか「○○は一人気の▲▲よりは来る確率は低かった。ただ展開的にはまれば強い馬。その確率は10%くらいだけど配当が単で20倍。それなら10%に賭けようで張って、結果はだめだった。これは仕方がない。」と負ける理由もわかって賭けてるのとは違います。それにこれくらい考えがはっきりしていると、「この馬ははまれば強い馬にも10%くらい勝てるはずだけど、こういう感じのメンバー構成(展開逃げ馬のイメージとか)ではまることは記憶にない。実際はその確率はないかもしれない」と回避する経験値もたまってきます。

     

    正しいか間違ってるかでやってるのではなく1着に来る確率、2着に来る確率、3着に来る確率とオッズ。2つの要素を組み合わせて一番いいところを狙うのが競馬であり競艇・公営競技、そしてギャンブルということになります。この辺はバックギャモンとかゲームとは少し違うところかなと思います

     

    その辺で一つサンプルのお話をしようと思います。

     

    日曜障害未勝利。新潟1Rにリッジマンという馬がいました。この馬は障害競走しない人もご存じ平地重賞勝ち馬で長距離のスペシャリスト。そして障害競走に入って5戦。ずっと1人気で5,5,2,2,2着という成績。そして今回も1.3倍の一人気。

    初戦、2戦目の5着はともかく、残りの3戦は2着3回。相手勝ち馬が次走OP勝ちのサトノファイターに、先日の秋陽ステークスでワンツーのベイビーステップとメイショウギガーズ。要するに昇級即OPでOP経験馬相手に勝ったり2着する馬に負けただけ。しかも1秒以上とかまけてるわけでなく0秒台の敗戦でした。

     

    この馬をどう考えるか。これだけの相手に2着ならさすがに勝つでしょうとみるか、勝ち切れないからまた2,3着とみるか。この配当なら妙味がないから来ても当たるけど他の馬軸にしてリッジマン以外にも流すか。もう1.3倍とか買えないから消すとかいろんな考えがあると思うんですよね。これみんなに通じる答えはないんですよ。当たったら正解なんですが答えは同じじゃない。なぜなら競馬に使う資金力も違う中で、オッズをどう見るかというのも個人差がある。それでリッジマンをみてるのでこの馬がくるかこないかってのは全体の共通見解にはならんのですよね。

     

    確率低くても一発当たればで軽視できる人はある程度資金力のある人が多分ほとんど。20回の内に1回でいい人だと思います。ただみんなそうじゃない。小遣い制の中で競馬をやってる人もいれば、自分で制約して資金を絞ってる人、そして単純にお金が少ない人。ここがいろいろあるわけで、そういう人がリッジマンが飛んだらでかい配当ばかりってのは買いにくいんですよね。今回だけならできるけどこれを続けるのは難しい。そして今回だけこれやるという人も資金が少ない人にいるでしょうから。それはその人各々の基準の部分で、ここの価値観がそもそも全然違うから見方は変わる。リッジマンが飛ぶ確率に対する考え方や気持ちも違うわけです。

     

    なのでリッジマンに関する見解は自分が納得できてれば間違いではないと思うんですよね。これだけの相手と戦ってるんだから今回は勝つとみるのも間違いじゃない。2着が続いてるから(脚質的にも)今回も2着くらいとみるのも間違いじゃない。1.3倍なんて買えないから、私がよく使う「残り2枠」狙いで他の馬軸にしてこの馬来ても当たる飛んだら高配当みたいなのも間違いじゃない。資金力あるし1.3倍なんてつまんねえから外して穴狙い。きたらでかい。これもギャンブルとして間違いじゃない。

     

    きたら正解、来なかったら間違いではなく賭ける側の状況や馬の来る確率。そしてオッズいろいろ絡み合って起こってるのが競馬だから当たったら正解でも、外れ方から外れでもないのはあります。その中で確率の高いところでいいオッズを引けるかってのが競馬の予想であり馬券で、その基準はそれぞれの資金力が違うからまちまち。全ては0か100ではなく20〜80%くらいのいろんな確率が絡み合って決まってるってことなので白黒だけでは語れないことであると思います。

     

    ただタイトルの話になるんですけど、これはだめっていうのは自分の意思をオッズで変えることなんです。

     

    予想でこれはどう見てもリッジマンが勝つと思う。そして単勝1.3倍。配当つかねえから勝つと思うけどそういう馬券を買わない。これはダメだと思います。自分が思った通りには買うことを模索すべき。券種はいっぱいあるわけですから。

     

    勝つと思ったときに券種は1つだけではない。単勝だけなわけじゃないですから、相手も考えて、2,3着の相手が簡単に絞れたら馬単、3連単を模索する。それでも配当的に妙味が見いだせないならここの馬券は降りるか違う馬券になってもすごく資金を抑える(他の馬の単勝をちょろっととか)にしたほうがいいです。

    これはやっぱり自分の考えがこうだというのは馬券におとさないとだめ。そこがふらつくとただでさえいろんな確率が複合して起こってる競馬なのに軸の自分もふらついたらその場では結果オーライはあっても長い目でみたら結果は出にくくなると思います。

    動くものを撮影しようとしてるのに自分の手もふらふら動いている状態、これでピントはなかなか合わない。最低限自分の軸の部分はオッズでゆらいじゃいけないとおもいます。動かしちゃダメな部分です。

     

    後、これメンタル的にもだめなんですよ。軸はこれだと思ってもオッズつかないからこっち。それで軸がこれだと思った馬が勝った場合、「ほら予想はあってた」ってお金は減ってるのに自分は正しいっていう逃げ道ができちゃうんですよね。結果ふらついて外れてるんですからダメなんですが。なので自分に逃げ道を作らない意味でも今回のリッジマンのような馬がいた場合、

     

    「その馬に対して自分がどう思ってるか(勝つか、勝ち切れないか、飛ぶかetc)。そしてそれに見合った馬券を選ぶ」

     

    そこは明快にした方がいいと思います。その馬に対して、そしてそのレースに対して私はどう思ってるんだという意思を明快に落とし込んだ馬券を買う。これがいいと思います。

    そしてそこには私のスタイルの話はいれない、自分が思った通りにする。「俺は穴党だからこうする」とかで最後の判断はしないことです。本命か穴党か、スタイルがどうかとかは自分で判断することじゃありません。他人が見て評価して決めるもんです。

    (自分のスタイルで押し通してある程度勝ちたい人は、自分に合わないレースは買わないが一番大事というか大事なのはそれのみだと思います。)

     

    そして、何も軸馬だけの話ではありません。このレース1人気危ないなと思ったら2〜7人気のボックスを買う。これもそのレースに対する自分の明確な意思。とにかく自分はぶれずにオッズの話は意思をしっかりした中でいろんな券種をみて自分の評価を落とし込めて、かつ妙味のあるところを選ぶ。これを続けられたら納得のいかない馬券が減るはずです。

     

    競馬はいろんな要素が絡み合って、いろんな微妙な確率の中で結果がでてるもの。なので自分はぶれないように極力しましょう、そのほうがピントあいやすいですよというお話でした。ぶれないほうが間違いにも自分がよくないことにも気づきやすいです。そういう面でもいいと思います。

     

    ということで競馬のお話。久しぶりに考えを書かせてもらいました。たまに馬券に行き詰った時だけでいいので思い出してみてください。では。

     

    過去記事復刻(フィエールマンに見る競馬が変わって〜)

    • 2021.05.24 Monday
    • 18:20

    突然復刻記事を上げておきます。

     

    理由はマイネルさんがクラシック制覇という事でこの記事。ノーザンFについて書いた記事ですがマイネルさんについてもポツポツ触れています。今、ノーザンFがやってる手法はマイネルさんがむしろ先にやってた手法という記事。じゃあなんでこんなに差がついてるのといえばカードが違いすぎるという話をノーザンF軸に比較で書いてます。

    今回デムーロ騎手に手塚厩舎というなかなかいいカードを切ったところで結果が出たということでちょっと復刻。今の競馬の話にも通じますし今この記事を振り返ってマイネルさんと(ノーザンFさん)を見れば当時とはまた違うことも感じることもあるかなということで突然復刻します。

    この記事は元記事を数年後に振り返ってみて今はどうなってるかという記事です。大元の記事は記事最初の方のリンクにありますのでそっちものぞいてみてください。。

     

    ではここから復刻↓

     

     

    こんばんは。2場開催で予想も早く終わりますし時間つぶしにどうぞという記事。

    あくまで競馬関係者とは全く精通していない一ファンがこれまでこうなってるからこれからこうなるんちゃうって記事です。素人が妄想と想像で書いてるなと気楽に見てください。これはこうでしょうといわれたらそうですねとしかないほどしか情報は持たずに書いてる記事ですので。

     

    という事で本題です。

    スマホでこのブログを少し長いこと見てる人は下の方に出てきて目に入る人気記事ランキング1位はこれでした(フィエールマン勝利に見る競馬(ノーザンF・外厩)が変わっていくことについてグダグダと。)。今は予想の仕方系の記事なんですが。

    あの当時、菊花賞のフィエールマン当時に書いた外厩とかが充実してこういう流れなんでしょうと書いた話で非常に反響も大きかったんですがあれから1年半。どうなってるでしょうかって話ですね。新時代の最強馬アーモンドアイが新記録を作るかどうかってこのタイミングでおさらいしてみようかと思います。

    前の記事を張り付けて項目的に補足していく感じで書いていきますので当時の内容も残っております。

    ※補足内容 とかいて太字にしてる部分が今回、振り返ってる部分です。そうでないところは前に書いた記事の通り(のはず)。

     

    それを踏まえて暇な人は読んでみてください。

     

    どうぞ。

     

     

    こんばんは。

     

    フィエールマン勝利びっくりしました。そっちかあ(ブラストワンピースじゃなく)と。競馬が変わってるんだなということを実感しました。

    アーモンドアイ絡みでちょこちょこ外厩に絡めたノーザンファームの推測の話は書かせていただいてますが

     

    アーモンドアイに見るノーザングループの集大成

    関東馬と桜花賞について語る(アーモンドアイと今後)

     

    今日はいつもよりぐだぐだと私の主観全開でこれからの競馬について書いていこうかと思います。

     

    はじめに言っておくのは私が競馬関係者とは全く接点のない人です。しいて言えば競馬バー絡みとJRDVさん関連で接点のある人はいますが私自身は多分ただのちょっと詳しい素人で、記者・マスコミとかトレセン関係者とか牧場関係者とかそっち側とは全く接点はなく書いてます。それを踏まえて読んでください。

     

    ということで本題。

     

    (ノーザンファーム厩舎(仮)と騎手起用)

    フィエールマンが勝ったとき、失敗したと思いました。ルメールを乗せているということはノーザンファームはフィエールマンに菊花賞を勝たせたかったということ。凄くシンプルなところで結論の出る話でした。正直むずかしく考えすぎたなと失敗でした。

    過去のローテがどうとかそういうのはもう全く意味をなさないとは思ってましたがちょっと抜け落ちてたなミスったなと反省です。

     

    もう厩舎という考え方が古いんだと思います。海外っぽく馬主主導になっているということですね競馬が。なかなか慣れない人にはもう「ノーザンファーム厩舎(仮)」で競馬に挑んでいると考えたほうがいいです。そういうものになったということですね。

    そこで出てくるルメール騎手。ノーザンファーム厩舎は騎手起用はシンプルです。

     

    第1ドライバー ルメール

    第2ドライバー そのときにそっていろいろ(短期免許との兼ね合いも)

    第3ドライバー 美浦:石橋脩 栗東:北村友

     

    としているということです。第二ドライバーは短期でムーアがきたらそうするし、デムーロや川田・福永にお願いすることもあるし、その時の状況に合わせてって感じですね。

     

    厩舎と騎手のつながりがとか言われてますがノーザンファーム厩舎としてはすごく明快。第一ドライバールメールは全力で大事にするし、第二ドライバーにはお世話になっている人にそこそこ平等に馬は回しますよ。そして第3ドライバーの二人は30代前半の騎手を起用して次世代の騎手育成もしっかり考えていますよということです。福永、池添とかじゃ年を取りすぎてる。なので北村、石橋なんだと思います。そして何年か貢献してくれている石橋騎手には今年は2番目にいい馬ラッキーライラックの主戦を任せてG1プレゼントして彼にこの馬は任せますよ(ただしエースアーモンドアイはルメールだけど)ってことでノーザンファームなりに仁義を通しつつ運営してるということです。

     

    そもそもおかしいですよね松永幹厩舎と石橋騎手はそれなりに接点はありますけどそれなり。なのに所属がそもそも違う中堅騎手にあれだけの馬の主戦を託すという状況が。かなり違和感ある話。なぜそうなったかといえばノーザンファーム厩舎としてそういう騎手の配置をしたということそう考えればすっきりする話ではあります。

    そう考えるとラッキーライラックの乗り替わりも北村友騎手一択でしたね。考えが当時浅かったなと思います。

     

    となると今年か来年かわかりませんが北村友騎手にラッキーライラックレベルの馬が2歳から近々あてがわれて彼はG1をとるチャンスに恵まれることになるでしょう。そこでそのチャンスをものにできるかどうかはわかりませんが。

     

    まあ未だにSとかKとかTとかだらだら乗せている厩舎よりは少なくとも騎手育成は考えていると思います。そして今の若手はまず北村、石橋の席を目指して頑張っていきましょうということですね。

     

     

    ※補足

    考え方自体は変わってないと思います。騎手も

    第一ドライバー ルメール

    第二ドライバー 外人騎手

    第三ドライバー 北村(石橋・丸山?・三浦?)

     

    西はこの通りだと思いますが、石橋騎手がちょっと下がってる気はしますね。変わって丸山騎手と三浦騎手を試しているという感じ。丸山騎手がこのラインにという話は他の記事(10年後の騎手事情を見据えて?)でも書きましたが三浦騎手とかも食い込んできている気はしますね。西は基本この感じですが、ローカルで西村騎手とか若い騎手を試している段階に見えます。

     

    後は北村騎手に2歳牝馬の有力馬があてがわれてG1をとるってのは当たってますね。となるとこの流れに次に乗れる騎手がG1のチャンスとなるんでしょう。有力2歳牝馬の騎手には今年も注意してみてください。来年のニュースターを見つけるいい方法になるかもしれません。

     

     

    (力関係が厩舎→生産者(馬主へ)

    むかーしの競馬、大尾形とか言われたころの厩舎事情に近づいているのかなとは思います(そんな昔はわかりませんが)、一部の力のあるところが騎手も多く抱えて馬も独占して推移していくという状況。トレセン化で厩舎の力が均等化してなかなかそうはいかなくなったけど、根本が変わってきました。昔は競馬で一番力があったのが厩舎であり調教師だったけど馬主・生産者に替わっていったということ。

    なぜそうなったかといえば簡単に言えば、「馬は生産できてもお前らレースで走るように教育できねえだろ。最後は俺らが調教しないとどんな馬でも駄馬なんだよ」といい方はあえて下世話にしましたがそういうところが調教師側にもあって生産者・馬主側は従うしかなかった。

    ただし外厩の急速な整備で生産者側がトレセンレベル、それ以上の仕上げができるようになったということ。そして厩舎数に対して馬が過多という状況でもなくなり厩舎側の力もなくなってきたということでパワーバランスが完全に生産者側に替わったということですね。もうこれは生産者側の努力によってそう変わっていったんだから仕方がない。時代の流れがそうなんだよ以上のことは結論ないですしそれはファンも受け入れなきゃいけないところじゃないかなと思います。

    このパワーバランスが厩舎側に戻ることはおそらくもうないです。少なくとも何十年は。

     

    ※補足説明

    この流れ自体は基本変わりませんね。ここはもうどんどんお金を使っている生産者、出している馬主側に力関係が変わっていくことになるでしょうね。この流れが加速化してくるとトレセンが必要ないかというとそうでもなく、やはり残り10日のトレセンが大事になってきます。

    関西はなんだかんだいろんなタイプの厩舎があってバラエティにも富んでますしその中でということになるでしょう。特に固定というよりは縁も大事にしつつって感じでしょうが東は結構はっきりしていて

     

    第一厩舎 国枝厩舎(65歳)

    第二厩舎グループ 堀厩舎(52歳) 手塚厩舎(55歳) 木村厩舎(47歳) etc

    第三厩舎グループ 大竹厩舎(50歳)、尾関厩舎(48歳)etc

     

    他にも有力厩舎はあって藤沢厩舎のような別枠で明らかにレジェンドとして重宝されてるところや萩原厩舎のように一癖ある馬で個人馬主とみたいなこれも別枠で信頼されてるようなところ、他にも若くて有力厩舎でみたいなところはぽつぽつありますが目立つところでシンプルに言えばこういう感じかなという風には見えます。

    ポイントは年齢なんですよね。国枝師は65歳でもう5年。要するに今年アーモンドアイが引退しても子供は1頭管理できるかどうかぎりぎりのライン。そうなると後釜を作りたい。

    そうなると若い人を育てつつ(大竹、木村あたり)となりますが、国枝後にしばらく中継で入ってくれて若い厩舎が完成形になるまでになってくれるところをということで大体10歳くらい開いてて、昔の厩舎運営の名残もある、自前でなんとかできるノウハウもそれなりにあるところにのびてもらいつつ次世代につなぐまでの役目を果たしてほしいということで手塚厩舎なんでしょう。フィエールマンでそれができる厩舎というのは見極めて、今年は弥生賞からダービーという新しい挑戦をするワーケアを依頼。

    おそらく若手調教師がものすごく伸びればそっちがエース。それがなければしばらくは手塚厩舎という考えでしょう。もちろん萩原厩舎(60)とか田村(57)、戸田(56)厩舎あたりもスポットで使いつつって感じになるでしょうが、手塚厩舎に当たる馬と使い方でおそらくはそういう方向で移行してくんだろうなという気はします。POGとかされるかたはその辺抑えておけば面白いと思います。

     

    (なぜ関東なのか)

    なぜ天栄か。なぜ関東厩舎かといえば簡単にいえば地理的事情がでかいのでしょう。馬産地にも関東のほうが近いし、大きな会社の社長も関東が多い。何かと関東のほうが便利とか単純に桜花賞、菊花賞は関西でしたがビックレースは基本東京競馬場ということも大きいのかなと思います。西からこれらを目指すよりはいろいろ効率的。あとはわからないところで関西の気質が合わないとかそういう要素もあるかもしれませんが、それはわかんないです。ただ関東のほうがいいようだというのはノーザンファームの外厩戦略では何となく見えます。

     

    そして関東を拠点にするとして一番難易度が高いのは間違いなく3歳牝馬で若い時期に挑戦しなければいけない桜花賞。これがぶっちぎりで難しいです。今年ここをクリアしたからもうどんな条件でもいけるでしょとなってと思いますね。なので菊花賞も大胆なローテで挑戦できたし、天皇賞秋もこれまでとは違うローテで好走する馬がでてくるかもしれません。

     

    ※補足説明

    これはどんどんでてますね。関東からの桜花賞挑戦はいろんな形が(栗東留学とか)今でも試されてますね。ただ一つはっきり方針としてでてるのはフラワーCからの参戦。関東の重賞を使って中2週で桜花賞。これは関西馬でも関東馬でも輸送込みのプランになる代物で結論としては外厩的にというかトレセン側も含めて共通認識で「3歳牝馬にこのローテ無理!」って結論は出てる気はしますし、傍から見てても無理あるローテだと思います。ファンサイドは今でも使え使えとでるところですけど個人的にはこのレースをG1狙えるレベルの馬で使って桜花賞を使おうと考えてる陣営はもういないのかなと思います。使いつぶす覚悟や初めての大きいレースみたいな個人馬主さんではあるでしょうけど、現実的に勝負のある馬はここを使えば桜花賞パスでオークスにこれからはなると思います。

     

    天皇賞秋の違うローテはそうなってますがこれは下の方で触れます。

     

    (近い手法は他でもありました。)

    そして話は戻ってこのノーザンファームの手法。初めてではなく近いケースは見てきています。

    ・外厩の駆使

    ・関東側から

    ・生産者、馬主サイドで主戦騎手の設定。

     

    ピンと来た人はいると思います。マイネルですね。

    地方も含めた外厩というか自分の牧場での仕上げ。そして関東の厩舎が主流で積極的に口出し、そして騎手は柴田大騎手ということです

     

    第一ドライバー 柴田大(ルメール)

    第二ドライバー 松岡、丹内(いろいろ)

    第3ドライバー 他に指示聞くやつ(北村、石橋)

     

    ということですね。

    マイネルが天下をとれなかったのはいろいろ残念だから。まずノーザンFほどは体力がない。自前の調教も劣る。アルゼンチン式も不発。選び騎手も・・・ですよね(うまい騎手選べとはいわないけどもうちょい普通に乗れる奴選べば・・)

    そして指示も結構残念ということですね。

     

    個人的にはマイネルさんはこの20年の間に「一切口出ししませんだからクラシック取らせてください」と頭を下げて藤原英厩舎とか捕まる前の角居厩舎とかに頼めばクラシックは取れたと思うしひょっとしたらダービーもとれたかもしれないと思うんですよね。ただもうこのやり方でノーザンファームが完成に近づいたのであちらはこのやり方をどんどん進化させます。もう今からだと手遅れでしょうね。

     

    そして考え方の話。オーナーブリーダーでやってる人たちはこういう形で生産馬を競争まで見ていきたい。言葉を悪くすれば支配していきたいというのはあるんだと思います。今までの厩舎主導はノーザンF、マイネルに限らず不満はあったということですね。

     

    これからは体力のあるところ。どれだけあるかわかりませんか、この流れにのってこういう形で進めていくでしょうね。厩舎主導に戻ることはよっぽどのことがない限りないでしょう。お金を出してるのも今も昔も生産側ですから。むしろトレセンの優秀な調教師が外厩側に引き抜かれてやめるとか、外厩でみっちり仕込んだ人がトレセンに入って、調教師にもなって完全なノーザンF天栄の支店として運営する厩舎も20年後にはあるでしょうね。ノーザンFの馬しかいない厩舎です。

     

    ということですね。

     

    ※補足説明

    これはまだそこまでは目に見えるレベルでは進んでないかなという気はしますが、ファンレベルではわからんだけで関係者レベルでは進んでるかもしれんですね。実際オーナーブリーダー主導はしていきたいところだと思います。

     

    (騎手に関して)

    こうなっていくと騎手と厩舎の結びつきや、そういうのはなくなる寂しいという意見もあるでしょうけどこれも仕方ないですね。離れていったのは騎手側なので、フリー制度にエージェント制。騎手側から取りいれを要望して厩舎と騎手のつながりから離れていったので、それをみたいというのを厩舎側に文句を言っても仕方がない。彼らにしたら「あっちが離れたんや。しらんがな」って話ですよ。騎手は「レースのことは騎手しかわからない」といいますが、逆にいえば彼らがわかるのはレース(と乗ったら追切)くらいで厩舎側からしたら「毎日面倒みてるのはこっちだ。レースしか乗らない騎手に何がわかるんだ」という感情も多かれ少なかれあろうし、どっちに共感できるとしたらどっちかといえば私は厩舎のほうですかね(あくまで私の主観)。なのでその辺は文句をいうとしたらどっちかといえば騎手側でしょうね。そして昔の名残のままいってたらまだ情の部分が残ったからここまで外人騎手ばかりという状況にはなってなかったかもしれませんがその辺はわかりません。

     

    ※これは変わっていってますね。騎手がオーナーに張り付く形が最有力、エージェント制も強い力は持ってますが、それよりは有力馬主、生産者さんと騎手が契約まではいかずともどれだけひっつくかってところが一番で、そのあと2番目エージェント制でいいエージェントがついてる人に馬が回ってくるって感じですかね。もうそこまでエージェントが大事な時代ではなくなってると思います。

    こうなると引っ付き先はノーザンファームが一番いいんですけど、そこが無理なら他の有力馬主さんにひっつくのが一番早い気はしますね。今回のダービーの武豊騎手のような3頭ほど様子見でいいのに乗るってのはエージェント制まではいいでしょうが今の流れではあれでは本当にいい馬に乗る可能性は下がるでしょうね。あの方法は今の流れでは多分まずいやり方。一昔前のやり方になってしまってますね。普通50歳超える騎手って最後の奉公のようになって馬主とのこれまでのつながり重視に自然となるんでしょうが、武豊騎手のモチベーションがまだあるのでそれが逆に悪い方に出たって感じですね。

    この方法だとどう見てもノーザンの3番目か他の有力馬主の2番目くらいの馬が回ってくるのが限界になってくると思います。そういう長らく続いた騎手主導で選ぶという時代ではなくなってきてて、騎手と厩舎ではないですが、騎手と馬主、騎手と生産者のつながりが大事な時代になってきているような気はします。はた目には厩舎×騎手の関係を見慣れたファンにはドライな乗り替わりは多いという風に見えますが、見る角度を変えれば意外につながりは大事にされてる気はします。

    エージェント制やフリー制を持ち込んで自分たちのやりやすい選びやすいようにしてきたものがもうそうじゃなくなってるので、長らく続いた騎手側主導の馬選びの時代も終わりました。もうここからは海外風にこの馬主ならこの騎手って感じになるんでしょうね。そのへん福永騎手とかはエージェント制のころから、その制度を使いつつ、つながりは残してそっちに移行しやすいように準備してた気はしますね。

     

    (対抗馬は)

    この方式で成功してどんどん流れに乗る中、対抗できる馬主はいるかというと、正直むずかしいでしょうね。思うところはノースヒルズとエイシンとタガノが手を完全組んで提携してそれぞれのノウハウをうまく使えば何度かに一度一発入れるレベルにはなるのかなとは思いますがそんなことないですね。タガノの宇治田原の外厩。ノースヒルズの育成や馬や調教師を見るセンス、そしてエイシンの独自路線の生産や外国馬購入のノウハウ。部分部分はノーザンFにも劣らないと思うので、そして彼らの取り組んでいることはノーザンファームの方向とは逆ベクトルなので(例えばエイシンの生産する馬はスピードで押し切るタイプが多く、これはノーザンファームのためて切れ味というのとは逆とか、ノースヒルズのある程度、有能な調教師に託しきるとことは今の外厩の流れとは逆。そして彼らは関西ですから)嫌な相手にはなりえるとは思いますが100%ない話ですね。

    あとはマイネルがすごく賢く立ち回ればこれからでも何度かに一発は入れられる組織だとは思いますが、ここは絶望的にあた・・やめましょう。無理ということです。

     

    そして指摘がありましたので追記させていただきますとゴドルフィンですね。世界規模の馬主さんでノーザンファームとがっぷり四つに組んでより切れるレベルの体力のあるJRA唯一の馬主さんです。ただここはどれくらい本気になってくれるかそれに尽きます。ゴドルフィン名義になって勝負服も青くなったところでそれはあるのかなと思いますがここがどれくらい本気で日本を取りに来るかで生産界のパワーバランスも大きく変わると思います。一つG1とりましたし、2つ3つつなげることですね。短距離、牝馬、ダートといった取りやすいところからこじ開けていって最後はクラシックディスタンスで勝ち切る馬がでてきてほしいです。ダート牝馬あたりでファインニードルに続く馬がでるかどうかが大事なポイントかなと思いますしそこが見極めるポイントですね。

     

    ※補足説明

    手は組んでないですが、ノースヒルズさんは自分のやり方で差別化もしっかり他とはできてて、自前で総合力では戦えなくても、レースレースでは勝負できてますね。この辺は長いことやってる馬主さんで前田オーナーもまだ元気でモチベーションもばりばりありますし、対抗馬とまではいかずとも何度かに一回は個別では一発以上のものは入れられる馬主さんではありますね。新種牡馬キズナがあたったのもいいですし、コントレイルも多分種牡馬になればいいんですよね。まだしばらくはいい存在感を競馬界でだしてくれそうです。

     

    ゴドルフィンも最近は少し不振ですが、高い位置では安定していて、もう一つ何かあればクラシックをとれる大物がでればいい存在になりそうですね。期待値よりはまだ存在感はないですがこの後の爆発に期待したいですね

     

    (これからの競馬(近い話))

    これからの競馬はこれまでの傾向は使いにくくなるとは思います。このブログでも再三書いてますが、過去何年のローテとかデータ派という人が大好きなデータはまあもう使えないでしょうね。

    多分、今年か来年かわかりませんけど天皇賞もこないといわれているオールカマーから好走馬がでると思いますよ。

     

    簡単に言えば外厩戦略を使うのに中3週、中2週は短すぎる。よって毎日王冠、京都大賞典をステップにして好走する馬はまあ減るでしょうね。芝の中距離とかノーザンF生産馬は半分は出てきますから。ここからいい馬はでるでしょうし勝ちたい馬はルメールさんが乗ってるでしょう。

     

    ※補足結果

    オールカマーから天皇賞秋の勝ち馬がでて、毎日王冠からも天皇賞に出走は2頭でマイルCSに向かうためのレースになって京都大賞典は二軍戦のようなメンツ。あとのG1のことを考えると、ここをステップに天皇賞ではなく天皇賞をステップにジャパンカップか有馬記念のどちらか一個という時代になってきましたね。

    東京G1三連戦自体が関東馬しか3つ取りはできないわけですし、全般で言えば全部いいパフォーマンスを出した馬がかなり少ないので限界という結論はでてますね。特に輸送込みの関西組には無理ということでそれを踏まえてどう使っていくかって時代ですね。今のやりかたもですけど、これからどんな工夫が出てくるかってことも見ていきたいところですね。多分、また新しいことをローテで試してくる陣営はでてくるはずです。ファンサイドとして特に馬券を買う側としては新しいことにデータにないとかですぐに拒絶せず、なんでこうするんだろうを考えて一個一個判断する必要ありそうですね。

     

    (これからの競馬(遠い話))

    これからはどうなるかというとこの外厩手法が精度を増していくでしょう。桜花賞をクリアした以上、国内は何とでもなるでしょうしそう思ってるはずです。じゃあどうなるかというと海外ですよね。凱旋門賞もフォア賞とか使わずぶっつけで挑むようになるんじゃないですかね。そして何度か失敗するけど最後は成功となるような気がしますね。他の海外ビックレースも同様。ひょっとしたら外国に外厩つくるかもしれないですね。それはさすがにないか(笑)

     

    そしてローテについてももう一つ進化させるでしょう。ヘヴィータンクみたいに良血の走りそうな馬がいきなり弥生賞とかに出てきて権利をとって2戦目で皐月賞とるとか10年後とはいわないですけど20年後くらいにはあるんじゃないですかね。競走馬って僕らが思うほど丈夫でもなく超繊細でもろいみたいですからね。過去にもいーっぱい素質馬がこのローテに苦しめられて壊れているはずです(心技体どこかで)それがローテで無駄を省ければその確率は減るわけで、究極のところは2戦目でG1ですし、そういう馬が出てくる体制もできています。いきなりトライアルに使えるという制度はヘヴィータンクみたいな馬を拾うためではなく、こういう素質馬が出てくる余地を残す制度だと思いますしいつか誰かがこういうことをしていつか大きいところを取るはずです。

     

    夢のある話ですので楽しみに待ちましょう。

     

    ※補足結果

    遠い話にしてますが、凱旋門賞もフォア賞パスで使うようになりましたね。それで一度失敗。もう何回か失敗はするんでしょうけどこれでいつかいい方法を見つけて取れそうな気はしますね。

    さすがに重賞ぶっつけとかはでてきてませんが、結構いってること当たってたのでこれも近い将来みれるかもしれませんね。

     

     

    というのが思うところ。うだうだ書きましたが競馬は変わる節目というお話。あくまで私が感じたことをぐだぐだ書いただけ全部外れているかもしれません。こういう考え方もあると楽しんでくだされ。

    8年後の騎手事情を見据えて

    • 2021.05.17 Monday
    • 19:38

    突然、今の流れを見てこうなるだろうという記事。

     

    2年前に(というかもう2年たつんですね。)こういう記事を書いてます

     

    10年後の騎手事情を見据えて?

     

    どういう記事かというとちょうど2年前、2019年3月頃、ちょっとルメール騎手が調子悪い?と言われてた時期にこの後はデムルメじゃなく、若手の騎手がということもあるんですかねということを聞かれて答えた記事。まあ詳細はリンクに入って読んでみてください。

     

    それのベースになったのがこのブログでおそらく一番アクセスを集めた記事のこれ(の補足版)

     

    フィエールマンに見る云々…の記事を振り返って

     

    フィエールマンという特殊なローテで菊花賞を勝った馬をみて感じたことノーザンFのやろうとしていることをいろんな方向からみてまとめてみた記事(のリンクは補足版)です。

     

    これを踏まえて2年後の今、少しいろいろ書いてみようという記事です。なんでそう思ったかというと北村友騎手の怪我、1年で戻ってこれないとかいう大怪我でノーザンFでもいい馬を回してもらってた同騎手が抜けるということで勢力図にも動きがあるでしょう。それを今の騎手起用状況とかみながらどうなっていくかみんなで推測してみようという記事ですね。

     

    まずこれここ1年のノーザンFの馬に乗った騎手多い順の20番目くらいまで簡単に出します。

     

    順位 騎手 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値 データ数シェア
    1 ルメール 95- 59- 30-163/347 27.4% 53.0% 77 75 6.5%
    2 川田将雅 70- 43- 26-109/248 28.2% 56.0% 87 80 4.6%
    3 福永祐一 50- 28- 41-120/239 20.9% 49.8% 106 82 4.4%
    4 北村友一 36- 28- 26-137/227 15.9% 39.6% 85 83 4.2%
    5 吉田隼人 31- 27- 19-126/203 15.3% 37.9% 173 100 3.8%
    6 横山武史 33- 21- 17-124/195 16.9% 36.4% 84 78 3.6%
    7 丸山元気 22- 17- 11-132/182 12.1% 27.5% 89 72 3.4%
    8 岩田望来 20- 22- 10-119/171 11.7% 30.4% 62 76 3.2%
    9 松山弘平 26- 19- 11- 94/150 17.3% 37.3% 67 76 2.8%
    10 団野大成 16- 9- 15-104/144 11.1% 27.8% 116 85 2.7%
    11 西村淳也 13- 14- 16-100/143 9.1% 30.1% 59 83 2.7%
    12 戸崎圭太 23- 13- 13- 79/128 18.0% 38.3% 90 72 2.4%
    13 三浦皇成 9- 12- 7- 94/122 7.4% 23.0% 50 48 2.3%
    14 武豊 16- 24- 13- 64/117 13.7% 45.3% 55 75 2.2%
    15 岩田康誠 6- 8- 10- 83/107 5.6% 22.4% 95 63 2.0%
    16 M.デム 10- 9- 13- 71/103 9.7% 31.1% 53 74 1.9%
    17 藤岡佑介 6- 17- 9- 71/103 5.8% 31.1% 32 78 1.9%
    18 池添謙一 11- 10- 18- 63/102 10.8% 38.2% 50 73 1.9%
    19 藤岡康太 12- 8- 8- 71/ 99 12.1% 28.3% 119 108 1.8%
    20 石橋脩 13- 9- 8- 69/ 99 13.1% 30.3% 100 92 1.8%

     

    武豊騎手こんなに乗ってるのねとか上の記事の頃と違って石橋脩騎手だいぶ減ったねとか、池添騎手は要所では起用されてるけど騎乗数はそれほどなのねとかいろいろありますけどここでの話は北村友騎手。

    騎乗数にして4番目、ルメール騎手には差はあけられてるけど福永、川田といった日本のトップとほぼ同数。彼がどれだけ重用されてきたかはわかるかと思います。その騎手が1年はいなくなる。替りが単純にいるわけです。その辺が誰になりそうか書いていきましょうということです。

     

    上の記事をみてパッと目に付くには吉田隼騎手、横山武騎手、団野騎手、西村騎手あたりでしょうか。この辺の騎手の数字を今度は3年単位くらいで見ながらいろいろ見ていこうかと思います

    ちなみにですが3年単位でみるとノーザンFの馬に一番乗ってるのはルメール騎手(903)ですが、2番目は北村友騎手(735)。これだけ起用された騎手の後釜の話になります。

     

    まずは吉田隼人騎手。彼は川田騎手とは同期ですが年齢的には上、今のトップより高齢で後がまにはなりえないんですが一応そこから若手にという感じで見ていきましょう。

     

    <美浦>

     

    吉田隼騎手

    馬主成績(二桁のみ(以下同))

    順位 馬主(最新/仮想) 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値 データ数シェア
    1 サンデーレーシング 4-11- 7-32/54 7.4% 40.7% 24 70 16.3%
    2 シルクレーシング 7- 4- 2-25/38 18.4% 34.2% 205 106 11.4%
    3 キャロットファーム 5- 8- 2-19/34 14.7% 44.1% 96 101 10.2%
    4 近藤旬子 4- 3- 1-16/24 16.7% 33.3% 362 137 7.2%
    5 吉田勝己 4- 1- 2-14/21 19.0% 33.3% 60 84 6.3%
    6 金子真人ホールディングス 7- 1- 0- 9/17 41.2% 47.1% 176 77 5.1%

     

    サンデーレーシング、シルク、キャロット率:37.9%(吉田勝6.3%)

     

    年別成績

    年・年月 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値 データ数シェア
    2021年 15- 15- 7- 65/102 14.7% 36.3% 63 78 30.7%
    2020年 21- 21- 15- 89/146 14.4% 39.0% 212 126 44.0%
    2019年 5- 4- 3- 34/ 46 10.9% 26.1% 55 51 13.9%
    2018年5月〜 5- 1- 2- 30/ 38 13.2% 21.1% 169 96 11.4%

     

    見ての通り2020年からどっと増えてます。これはコロナで短期の騎手がこれないということやローカルで重宝しだした両方でしょうね。ここ1,2年でよく起用されだしたという騎手になります。

     

    クラス別成績

    クラス 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値 データ数シェア
    新馬 1- 0- 1- 8/ 10 10.0% 20.0% 59 42 3.0%
    未勝利 21- 13- 7- 68/109 19.3% 37.6% 236 99 32.8%
    1勝 7- 18- 15- 83/123 5.7% 32.5% 23 105 37.0%
    2勝 7- 4- 1- 22/ 34 20.6% 35.3% 132 80 10.2%
    3勝 2- 3- 0- 13/ 18 11.1% 27.8% 109 75 5.4%
    OPEN非L 0- 2- 1- 7/ 10 0.0% 30.0% 0 70 3.0%
    OPEN(L) 3- 1- 1- 6/ 11 27.3% 45.5% 140 90 3.3%
    G3 3- 0- 0- 6/ 9 33.3% 33.3% 950 197 2.7%
    G2 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0 0 0.6%
    G1 2- 0- 1- 3/ 6 33.3% 50.0% 113 111 1.8%

     

    補足で気になるのはこのデータ。ローカル周りなので未勝利、1勝クラスが圧倒的に多く、未勝利はともかく1勝クラスでは勝たせきれてないということ。そして新馬の少なさに重賞の起用も少ない。重賞17走の内14頭は個人馬主さん。上記クラブ系で言えば3頭ですべて馬券外と全くダメで騎乗数は多いですがあくまでローカルで1つ勝たせるとかそういうところで起用してる代打の位置づけなのかなと思います。

     

    横山武騎手

    馬主別成績

    順位 馬主(最新/仮想) 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値 データ数シェア
    1 シルクレーシング 8- 4- 5-40/57 14.0% 29.8% 87 61 20.1%
    2 サンデーレーシング 4- 4- 5-35/48 8.3% 27.1% 31 50 17.0%
    3 キャロットファーム 8- 3- 2-27/40 20.0% 32.5% 81 92 14.1%
    4 吉田勝己 4- 5- 6-17/32 12.5% 46.9% 106 105 11.3%
    5 金子真人ホールディングス 3- 2- 1-10/16 18.8% 37.5% 63 62 5.7%
    6 G1レーシング 3- 3- 0- 8/14 21.4% 42.9% 139 70 4.9%
    7 東京ホースレーシング 4- 0- 2- 7/13 30.8% 46.2% 131 100 4.6%
    8 池谷誠一 4- 1- 1- 4/10 40.0% 60.0% 244 127 3.5%

     

    サンデーレーシング、シルク、キャロット率51.2%(吉田勝己11.3%)

     

    年別成績

    年・年月 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値 データ数シェア
    2021年 8- 10- 4- 52/ 74 10.8% 29.7% 52 62 26.1%
    2020年 29- 14- 18- 86/147 19.7% 41.5% 98 87 51.9%
    2019年 5- 4- 1- 37/ 47 10.6% 21.3% 68 74 16.6%
    2018年 0- 1- 1- 13/ 15 0.0% 13.3% 0 80 5.3%

     

    まず吉田隼人騎手よりクラブ率も高いし、吉田勝オーナーからも起用されて結構な率がノーザンF関連直属からきてるのはわかります。

    そして2019年から2020年にかけて騎乗数も勝ち星も一気に伸びてますね。今年も昨年の騎乗数は超えるペースで騎乗していて明らかに押されているのはわかります。東の方は横山武騎手がノーザンFの主要騎手として積極的に起用されていくということですね。G1馬エフフォーリアも任されてダービー挑戦。その結果でその位置を確固たるものにするかどうかってのが決まってくるということでしょう。

     

    丸山騎手

    馬主別成績

    順位 馬主(最新/仮想) 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値 データ数シェア
    1 キャロットファーム 14- 11- 15- 64/104 13.5% 38.5% 107 94 20.4%
    2 シルクレーシング 11- 10- 9- 68/ 98 11.2% 30.6% 111 80 19.3%
    3 サンデーレーシング 9- 7- 8- 72/ 96 9.4% 25.0% 96 78 18.9%
    4 吉田勝己 9- 10- 4- 45/ 68 13.2% 33.8% 70 87 13.4%
    5 吉田和美 6- 5- 2- 11/ 24 25.0% 54.2% 202 146 4.7%
    6 星野壽市 4- 3- 0- 7/ 14 28.6% 50.0% 72 85 2.8%
    7 近藤利一 0- 0- 0- 12/ 12 0.0% 0.0% 0 0 2.4%
    8 G1レーシング 1- 0- 1- 8/ 10 10.0% 20.0% 74 44 2.0%

     

    サンデーレーシング、シルク、キャロット率58.6%(吉田勝己13.4%)

     

    年別成績

    年・年月 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値 データ数シェア
    2021年 5- 2- 4- 45/ 56 8.9% 19.6% 107 65 11.0%
    2020年 22- 28- 21-143/214 10.3% 33.2% 80 83 42.0%
    2019年 26- 15- 14-109/164 15.9% 33.5% 119 87 32.2%
    2018年 8- 7- 6- 54/ 75 10.7% 28.0% 100 69 14.7%

     

    上の数字を見る限りノーザンFとして積極的に重宝された丸山騎手。ただし今年の騎乗数を見る限り、2019,2020年に届くようには見えず、横山武騎手の台頭で関東のノーザンFの次世代主戦候補から一歩後退で2番手以下という位置づけになってしまってるといったところでしょうか複勝率が大きく落ちてるのもありますし、2019,2020年は平均人気5点台前半なんですが2021年は6点台後半と馬質も大きく落ちてて今が踏ん張りどころ、切られるか踏ん張るかの正念場かと思います。

     

    後は西に行きましょう。


     

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