1戦1勝の重賞挑戦(年度別成績からみる傾向の変化)
- 2019.01.14 Monday
- 23:07
引き続き。
2週連続で1戦1勝の馬が重賞制覇することになりました。過去に1戦1勝の重賞挑戦という記事でも書いてますが昔は厳しかったです。ただし2週連続で重賞制覇に3着2本となると状況も変わってきているということで調べなおしてみました。
簡単にいえば2歳馬は函館2歳Sなどそういう馬が大挙出るレースもありますし、近年2歳重賞が後半のレースで増えてきているので年別比較がしにくいということもあり、「3歳以降の1戦1勝馬の重賞成績」で出してみます。
2000年以降の成績です。
年・年月 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 |
2019年 | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% |
2018年 | 1- 3- 2-12/18 | 5.6% | 33.3% |
2017年 | 0- 1- 0-11/12 | 0.0% | 8.3% |
2016年 | 0- 1- 1-14/16 | 0.0% | 12.5% |
2015年 | 1- 0- 1- 8/10 | 10.0% | 20.0% |
2014年 | 1- 0- 1-12/14 | 7.1% | 14.3% |
2013年 | 2- 1- 0-12/15 | 13.3% | 20.0% |
2012年 | 0- 0- 1-13/14 | 0.0% | 7.1% |
2011年 | 1- 0- 1-14/16 | 6.3% | 12.5% |
2010年 | 0- 1- 0-18/19 | 0.0% | 5.3% |
2009年 | 0- 1- 0- 6/ 7 | 0.0% | 14.3% |
2008年 | 0- 2- 0- 8/10 | 0.0% | 20.0% |
2007年 | 0- 1- 1- 8/10 | 0.0% | 20.0% |
2006年 | 0- 0- 0-10/10 | 0.0% | 0.0% |
2005年 | 1- 0- 0- 4/ 5 | 20.0% | 20.0% |
2004年 | 0- 0- 3-16/19 | 0.0% | 15.8% |
2003年 | 0- 1- 0-10/11 | 0.0% | 9.1% |
2002年 | 1- 0- 0- 6/ 7 | 14.3% | 14.3% |
2001年 | 0- 0- 2- 8/10 | 0.0% | 20.0% |
2000年 | 1- 1- 0-10/12 | 8.3% | 16.7% |
こういう感じです。見ていただければわかると思いますが過去に2004年と2013年が3回3着以内がありますがそれが最多。なのに2018年は6回と増えています。これに気付いておかなければいけなかったですね。明らかにキャリアの浅い馬が去年から通用するようになってきています。それまでの最多2004年も3着が3回ですからね。
ちなみに2004年と2013年はダービー馬がキングカメハメハとキズナ。共通点は皐月賞に出走してない馬のダービー制覇という年。簡単に言えば混とんとした年で付け入る隙がありやすいということは言えたかもしれません。
そして急増している2018年はノーザンFが2着2本、3着1本。社台ファームが2着1本。その他が1勝3着1回となります。そして出走数も増えてますね。そして18回中8回。約半数がノーザンFだったりします。
そして2019年。この3日間開催の成績がはいってませんがいれると「2-0-2-3」となります。ラストドラフト+ヒンドゥタイムス、グレイスアンの3着2本でこうなります。2017年までは3回が最多ですから。もう2位タイの4回を記録したことになります。2013年の最多勝利2勝にも並んだことになります。
そしてこの2019年の4回の馬券絡みもノーザンファーム3回、社台ファーム1回となってきます。そうなってくるとこれからはこの時期こういう流れになってくるということでしょうね。これまではキャリアで嫌ってましたがこれからは浅いキャリアが狙いになるんでしょう。そして2週間でもう7走ってのも多分多いです。その辺も見ていきたいですね。
こうなってくると馬単体がすごいということも少しはあるんでしょうがそれよりは陣営がもひとついえばノーザングループがすごいんでしょうね。
これまでの競馬の常識がどんどん変わってますね。これも外厩とか影響あるんでしょうね。ヒンドゥタイムスとかまさにそれっぽいですし。おじさんついていけてないですがお金に絡む話なのでついていけずともなんとか状況はある程度は把握していきたいものです。
ということで終了。