厩舎を考える(伊藤圭三厩舎)

  • 2020.08.26 Wednesday
  • 22:02

こんばんは。少し違うテイストで厩舎についてお話ししようかと思います。

最近、youtubeを見てるとあるスポーツのある専門誌系が歴史に少し触れてから今躍進してるのは何が要因だって解説している動画が面白かったので。

動画でできればいいんですが私にはできないのでブログでしよかなという話です。まず全体の成績を簡単に触れようかと思います。

 

年・年月 着別度数 勝率 複勝率 単回収値 複回収値
2020年 23- 20- 20-143/206 11.2% 30.6% 60 85
2019年 34- 25- 24-250/333 10.2% 24.9% 93 63
2018年 17- 27- 17-244/305 5.6% 20.0% 30 51
2017年 22- 20- 13-218/273 8.1% 20.1% 82 103
2016年 16- 19- 17-226/278 5.8% 18.7% 48 58
2015年 24- 15- 24-220/283 8.5% 22.3% 92 92
2014年 14- 22- 22-228/286 4.9% 20.3% 62 78
2013年 16- 22- 20-255/313 5.1% 18.5% 76 75
2012年 14- 16- 27-222/279 5.0% 20.4% 48 78
2011年 9- 22- 16-251/298 3.0% 15.8% 16 41
2010年 19- 12- 20-254/305 6.2% 16.7% 61 81
2009年 26- 27- 30-236/319 8.2% 26.0% 45 79
2008年 16- 17- 17-222/272 5.9% 18.4% 49 55
2007年 22- 15- 23-221/281 7.8% 21.4% 61 78
2006年 13- 25- 20-228/286 4.5% 20.3% 36 53
2005年 23- 23- 23-216/285 8.1% 24.2% 33 69
2004年 19- 15- 18-222/274 6.9% 19.0% 43 45
2003年 15- 27- 9-226/277 5.4% 18.4% 70 61
2002年 26- 29- 14-205/274 9.5% 25.2% 87 68
2001年 28- 18- 25-173/244 11.5% 29.1% 84 92
2000年 11- 20- 23-149/203 5.4% 26.6% 35 69
1999年 12- 10- 11-143/176 6.8% 18.8% 46 60
1998年 12- 15- 10-101/138 8.7% 26.8% 123 129

 

こういう感じ。若干波はありますが、基本はずっと安定している成績です。危ない気配は2010年くらいの数年だけ。それも立派なんですがジャンプアップする要素も特にないままここまできていました。それが開業20年以上たったここ2年で一気に成績が伸びてます。いい意味で美浦のスタイルが決まった安定した厩舎がここ2年でさらにジャンプアップの成績。ここに何が起こってるのかってことを書いていこうかと思います

 

まずは芝ダートの内訳。

全体 431−461−443−4854(勝率7.0%/複勝率21.6%/単回収率59円/複回収率71円)

芝    86-87-106-1208 (勝率5.8%/複勝率18.8%/52円/68円)

ダート 340-368-330-3525 (勝率7.5%/複勝率22.7%/62円/72円)

 

見ての通り出走数から何からダートに偏ってます。

 

そして触れておかなければいけないのがこれ

 

生産牧場

グランド牧場 209−238−221−2241/2909(勝率7.2/複勝率23.0)

grandfarm 4−3−5−60/72(5.6/16.7)

 

全出走数 6188 グランド牧場生産馬2981 

 

48.1%がグランド牧場の生産馬になります。なんでこんなことになるのかは知ってる人は知ってる話ですがあとで触れます。

 

そしてみんな興味があるノーザンFの出走数は28回のみ。2009年にサンデーRの馬、2011年にキャロットFの馬を1頭づつ預かって以来全く縁がない状態。そして現在は1頭、ジンジャーマンという馬を管理してますがこれは調教師主導というよりは懇意にしている是枝オーナーがノーザンFから馬買ったから預かったってだけで厩舎との結びつきはあまり関係ない話だと思います。

 

こんな今主流の生産牧場と全く縁がないのにここ数年で成績をがんがん上げているのはなんでだろうと興味がある話なのでやってみます。

 

(概要)

ご存じの人も多いでしょうがグランド牧場の現社長が実兄になります。これも確か4代目か何かで1927年開業の一族経営の牧場。ようするにグランド牧場一族の中でJRAの調教師が誕生したという位置づけですね。なのでグランド牧場がオーナーの馬はもちろん生産された有力馬も伊藤圭厩舎に入ることになります

 

(グランド牧場の概要)

グランド牧場自体は普通に競馬をみていればわかることですがかなりダート戦に特化した牧場です。それが際立ってきて結果にも結びついたのはアサティスの種牡馬導入に大きくかかわって自身の牧場の馬にも多く種付けをしたことでしょうか。

ここからメイショウテゾロというマイルCS2着という伏兵がすぐに出て、その後のウイングアローというダートのG1馬、そして重賞上位のスマートボーイ・スナークレイアースというダートに強い馬を輩出したのがこの後の流れを作っていくことになります。(アサティスはラブミーチャンの母父にもなり非常に長く牧場を支えることになる)

このキャラがかなり立った牧場が全面バックアップしてる厩舎という位置づけですね。

 

(歴史)

簡単に書けば開業当初に厩舎を支えたのはやはりダート

初期はダート重賞5勝のスマートボーイに交流重賞初期に牝馬交流重賞を賑わかせて複数重賞もかったプリエミネンス。この2頭が厩舎を支えてまた厩舎の色もはっきりさせましたね。

中期になると目立った活躍馬はいないですが、その中で桜花賞出走までしたラッシュライフにダート交流重賞で好走したプレシャスジェムズ。そしてダブルスターとかイッシンドウタイとか渋いダート馬が支えることになります。

そして後期。ハヤブサマカオーとか活躍馬を出しつつ、ここ2年の成績アップですね。これといった活躍馬というよりはベースアップが目に見えて起きてます。これは何が起こってるかって話ですね。

 

ここまでは余談と準備、本題に入りましょう。何が一番変わったのかってことです。

 

(グランド牧場(馬主)の変化)

まず数字をみてください。

 

年・年月 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
2020年 2- 2- 0- 9/ 13 15.4% 30.8% 82 70
2019年 4- 0- 2- 21/ 27 14.8% 22.2% 271 81
2018年 2- 5- 1- 6/ 14 14.3% 57.1% 35 88
2017年 3- 3- 0- 3/ 9 33.3% 66.7% 118 118
2016年 2- 5- 0- 16/ 23 8.7% 30.4% 82 66
2015年 1- 1- 3- 11/ 16 6.3% 31.3% 118 146
2014年 1- 3- 4- 27/ 35 2.9% 22.9% 22 83
2013年 4- 6- 5- 19/ 34 11.8% 44.1% 41 96
2012年 3- 2- 6- 20/ 31 9.7% 35.5% 84 83
2011年 1- 2- 2- 34/ 39 2.6% 12.8% 8 36
2010年 3- 1- 3- 53/ 60 5.0% 11.7% 81 50
2009年 8- 6- 5- 59/ 78 10.3% 24.4% 71 71
2008年 3- 3- 4- 51/ 61 4.9% 16.4% 27 34
2007年 4- 2- 3- 41/ 50 8.0% 18.0% 34 55
2006年 2- 10- 4- 38/ 54 3.7% 29.6% 27 67
2005年 5- 4- 5- 74/ 88 5.7% 15.9% 13 53
2004年 4- 3- 6- 73/ 86 4.7% 15.1% 26 59
2003年 9- 9- 5- 72/ 95 9.5% 24.2% 103 72
2002年 8- 4- 4- 59/ 75 10.7% 21.3% 88 53
2001年 14- 9- 6- 71/100 14.0% 29.0% 141 104
2000年 3- 11- 11- 65/ 90 3.3% 27.8% 20 73
1999年 10- 7- 8- 76/101 9.9% 24.8% 58 80
1998年 5- 4- 6- 31/ 46 10.9% 32.6% 191 155

 

 

成績もついてきてますが言いたいのはそれじゃなく出走数。2011年以降「グランド牧場(馬主)」の出走数は減っていってます。そして2015年を境にも大きく落ちてます。この辺からオーナーブリーダー色の強い経営スタイルから徐々に生産馬を売っていくというスタイルに変わっていったのかなと思います。

2011年以降に変わったのはこれだけではないところはあります。

 

(グランド牧場(生産))

 

年・年月 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
2020年 8- 8- 7- 49/ 72 11.1% 31.9% 60 74
2019年 14- 5- 10-120/149 9.4% 19.5% 121 62
2018年 5- 11- 6- 85/107 4.7% 20.6% 17 54
2017年 9- 9- 5- 84/107 8.4% 21.5% 104 155
2016年 7- 9- 2- 69/ 87 8.0% 20.7% 54 64
2015年 7- 2- 8- 73/ 90 7.8% 18.9% 101 72
2014年 5- 13- 15- 91/124 4.0% 26.6% 21 79
2013年 6- 12- 7- 86/111 5.4% 22.5% 24 88
2012年 6- 7- 13- 71/ 97 6.2% 26.8% 36 67
2011年 4- 9- 8-112/133 3.0% 15.8% 16 40
2010年 11- 5- 10-126/152 7.2% 17.1% 62 92
2009年 16- 13- 16-108/153 10.5% 29.4% 64 110
2008年 6- 9- 10-109/134 4.5% 18.7% 23 50
2007年 10- 9- 10-105/134 7.5% 21.6% 65 72
2006年 5- 17- 13-152/187 2.7% 18.7% 17 51
2005年 15- 15- 15-125/170 8.8% 26.5% 39 82
2004年 8- 7- 8-128/151 5.3% 15.2% 25 45
2003年 10- 15- 2-134/161 6.2% 16.8% 84 51
2002年 19- 22- 11-123/175 10.9% 29.7% 80 73
2001年 19- 14- 16- 94/143 13.3% 34.3% 92 90
2000年 7- 15- 17- 83/122 5.7% 32.0% 21 79
1999年 7- 6- 10- 77/100 7.0% 23.0% 41 81
1998年 5- 6- 2- 37/ 50 10.0% 26.0% 141 102

 

 

生産としての出走です。馬主ほどではないですが2012年以降に出走数は落ちてます。馬主としてほどではないですが、生産牧場側の変化により厩舎も若干あおりをうけてこの時期は厩舎の成績も少し落ちたってことでしょう。

これを何が埋めたかというと意外な馬主さん。

 

まずゴドルフィン

年・年月 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
2020年 4- 1- 1-22/28 14.3% 21.4% 124 62
2019年 4- 6- 1-19/30 13.3% 36.7% 123 95
2018年 2- 2- 0-39/43 4.7% 9.3% 26 29
2017年 2- 3- 1-16/22 9.1% 27.3% 24 41
2016年 3- 1- 3-16/23 13.0% 30.4% 28 59
2015年 2- 0- 1- 8/11 18.2% 27.3% 52 111
2014年 0- 0- 0- 4/ 4 0.0% 0.0% 0 0

 

これと重複するシェイクモハメド

年・年月 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
2017年 0- 0- 0- 4/ 4 0.0% 0.0% 0 0
2016年 0- 0- 3-11/14 0.0% 21.4% 0 58
2015年 4- 1- 3-17/25 16.0% 32.0% 108 85
2014年 4- 0- 2-20/26 15.4% 23.1% 293 119
2013年 1- 3- 4-17/25 4.0% 32.0% 20 85
2012年 1- 2- 3-11/17 5.9% 35.3% 13 46
2011年 0- 0- 1- 3/ 4 0.0% 25.0% 0 92

 

グランド牧場離れが始まった2011年のタイミングで入った外資。この厩舎の厩舎力に目をつけたのか毎年安定した供給をして、安定した結果を返してきた関係。そしてOP馬ドーヴァーも誕生しましたね。

 

もう一つも意外な馬主さん。

 

森中蕃(シゲル)

年・年月 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
2020年 4- 1- 2- 9/16 25.0% 43.8% 93 73
2019年 3- 4- 2-20/29 10.3% 31.0% 67 71
2018年 1- 1- 1-26/29 3.4% 10.3% 24 44
2017年 2- 2- 1-31/36 5.6% 13.9% 56 45
2016年 2- 4- 3-34/43 4.7% 20.9% 29 56
2015年 5- 8- 3-18/34 14.7% 47.1% 133 127
2014年 0- 1- 5-22/28 0.0% 21.4% 0 63
2013年 1- 0- 0-11/12 8.3% 8.3% 90 23
2012年 0- 0- 0- 3/ 3 0.0% 0.0% 0 0

 

この間23頭。その中でグランド牧場生産は4頭と少ないです。4歳世代は3頭とそのその中で多めですが、シゲルさんにしては高いセリ2000万越えの馬を預けたりしています。

そして19頭はグランド牧場と関係のない馬でこの結果。もちろんほとんどが個人牧場での結果。この関西の老舗馬主さんと相性がいいのも数字が伸びた要因になるのかなと思います。2012年はシゲルさんの関東進出の初期のころですし、そのころから目をつけられていたのがこういう結果につながってるのかなと思います。3歳世代もチキュウと馬名を付けた馬がいます。期待馬にはいい名前のシゲルさん。厩舎力を評価しているんだと思います。

 

ということでもうちょっとかけることはありそうですが疲れたのでこの辺で締めます。追記するかもしれませんが少しまとめに入りましょうか。

 

まず2010年ごろから伊藤圭厩舎とグランド牧場、そしてグランド牧場さん自体の自分のところでなんでもというオーナーブリーダー方式から少し離れていったようなところがあり、それによって伊藤圭厩舎にも少し他の馬主さんを受け入れられる余裕ができ、それに目をつけたのがゴドルフィンとシゲル(森中オーナー)だったという図式かなと思います。

がっちりした関係が少し緩和したときに変化があるのはこの記事。三嶋牧場を考える(生産者編)<追記あり>

 

三嶋牧場とメイショウさんのようにがっちりつながった関係が緩和したときに入る余地がでて、新しい血が入った時に、今まで磨いてきたノウハウが違う化学反応を起こして飛躍するというパターンはあるのかなと思いました。

伊藤厩舎にしてもグランド牧場とがっちりの関係の中で磨いてきた厩舎のノウハウ。安定した供給で成績を落ち込まないという安心感もあるんでしょうが長い間磨いてきた厩舎力が、ゴドルフィンやシゲルさんが見つけてくる違うタイプの馬が入ってくることでまた厩舎としてもいい刺激になって、その新しいタイプの馬を管理して結果を出したというノウハウがメインのグランド牧場の馬にも還元して本当にいいサイクルに入ってるというところかなと思います。

そしてずーっと安定して供給しているスズカ(永井オーナー)も大きいですね。

 

去年はダートで27勝といつも以上に勝ちまくったんですが、その中で毎年年間3,4勝程度の芝の成績も7勝とジャンプアップ。芝でOP勝ち(ドーヴァー)という結果もだしました。結構長い厩舎の印象ですが調教師先生はまだ57歳。ここにきてのブレイク。競馬は基本は勝ち星が伸びてから重賞とかG1のタイトルにつながります。

 

勝率が毎年5%(たまに8%)の厩舎がここ2年10%越え。複勝率も20%いくかどうかの厩舎がここ2年24%→30%で勝ち星も20勝いったりいかなかったり、その辺でおさまってた厩舎が去年34勝、そして今年は4か月少しを残して23勝と明らかに伸びてます。これに目をつける馬主さんもいるでしょうし、今現在条件戦で積極的に狙うのはもちろんですが未来の大舞台を見据えて見守れば面白いと思います。

とにかくすべての数字がどんどん伸びている今注目して損はない厩舎だと思います。特にダートという明確な武器がある厩舎ですので予想の面でも考えやすいと思います。

 

とこの辺で終了。

 

 

 

 

相沢厩舎の勝負気配

  • 2020.04.26 Sunday
  • 18:14

データ系復帰第一弾は緩い話から。

 

相沢厩舎について前に質問されて答えたことはあります。その傾向についてちょっと触れようかと思います。今週もリープフラウミルヒで穴をあけてますしね。

一つ言えるのが厩舎として明確に勝負の週があってそこで固め打ちする印象ということで二つほど出していきます。

2017年1月〜先週までのデータになります。

 

まずこれ

<1週間あたり10頭以上の出走をさせた場合の成績>

 

週別履歴 着別度数 勝率 複勝率 単回収値 複回収値
2020. 4.19週  0- 1- 0- 9/10 0.00% 10.00% 0 29
2020. 1.26週  1- 2- 0- 7/10 10.00% 30.00% 127 105
2019. 9. 1週  3- 2- 0- 6/11 27.30% 45.50% 337 135
2018.12.16週  0- 1- 0- 9/10 0.00% 10.00% 0 22
2018.12. 2週  1- 0- 0- 9/10 10.00% 10.00% 44 17
2018. 8. 5週  2- 0- 1- 7/10 20.00% 30.00% 1514 231
2018. 4.29週  1- 0- 1- 9/11 9.10% 18.20% 59 78
2018. 1. 7週  1- 2- 2- 6/11 9.10% 45.50% 70 289
2017. 4. 9週  3- 1- 1- 5/10 30.00% 50.00% 125 101
2017. 3.19週  2- 1- 0- 7/10 20.00% 30.00% 1999 467

 

先週はだめでしたがざっとみていい成績なのはなんとなくわかると思います。別にリーディングを競ってる厩舎でもノーザンファームの馬がいるわけでもルメールが乗るわけでもなくこれですからね。いい方だと思います

 

こんな相沢厩舎をこの条件でべた買いするとこうなります。

 

14−10−5−74(勝率13.6倍/複勝率28.2倍/単回収率419円/複回収率148円)

 

先週の皐月賞週の不振をいれてこれですからね。とりあえず見つけたらべた買いでもいいなと思えると思います。

 

もう一つ

<2勝以上or1勝2馬券内(3馬券内)のケース>

週別履歴 着別度数 勝率 複勝率 単回収値 複回収値
2020. 3. 8週  1- 2- 0- 5/ 8 12.50% 37.50% 113 100
2019.11. 3週  2- 0- 0- 4/ 6 33.30% 33.30% 495 146
2019. 4.28週  1- 1- 1- 3/ 6 16.70% 50.00% 46 80
2019. 3.17週  2- 0- 0- 7/ 9 22.20% 22.20% 348 81
2019. 2.24週  4- 0- 0- 3/ 7 57.10% 57.10% 2367 378
2018. 5. 6週  2- 0- 0- 1/ 3 66.70% 66.70% 310 103
2018. 3.18週  2- 0- 2- 5/ 9 22.20% 44.40% 150 561
2017.12.17週  2- 0- 1- 4/ 7 28.60% 42.90% 144 137
2017. 9. 3週  2- 0- 0- 6/ 8 25.00% 25.00% 83 35
2017. 7.30週  2- 0- 0- 7/ 9 22.20% 22.20% 91 32
2017. 7. 2週  2- 1- 0- 5/ 8 25.00% 37.50% 143 110
2017. 4.30週  2- 0- 0- 3/ 5 40.00% 40.00% 286 96
2017. 4.16週  1- 2- 1- 5/ 9 11.10% 44.40% 146 143

 

初めのデータとくっつけてみていただいたらわかると思うんですが、毎年3月に固め打ちのターンがくるということ。そしてその余韻?で4月、5月にもそういう時期がくるということ。

夏にも冬にも好走はありますけどこの時期に集中してるのはみてわかると思います。

逆に言えば、この春の時期を外せばそういう固め打ちはあまりないということも言えると思います。

 

ということでまとめ

 

・10頭以上の出走のときは厩舎的には明確に勝負の週。

・春先。特に3月に毎年固め打ちのターンがくる。それも5月までの間にもう一度。複数の固め打ちを厩舎でしてくる。

逆にいえばその時期以外はあまりそういうことはなく、複数出走に注意していれば厩舎で攻勢というのはあまりあい。

 

ということになります。あとは強調できるほどではないですが重賞に出走、メインレースに有力馬の出走の週が成績よさげには見えます。そしてまだ今年は固め打ちは一度なので近いうちにあるかもしれないですね。

 

簡単ですが復帰初戦なのでこれで終了。最後に少し大事なことを触れておきますと、この集計期間の単勝をべた買いしても単勝回収率は100%を超えてきます。そういう厩舎なのでうまく活用してみてください。

伊藤圭三厩舎の躍進

  • 2019.10.15 Tuesday
  • 20:46

こんばんは。久しぶりに厩舎系の話。

 

伊藤圭三厩舎印象はあるでしょうか?今年に入って某所で少しだけ触れられてた記憶がありますが、それ以外で印象はあるでしょうか?。

簡単にいえばダート重賞5勝のスマートボーイやプリエミネンスですよね。そして日本有数のダート牧場、グランド牧場のメイン厩舎というところでしょうか。普通に競馬してたら意識しない厩舎でしょうが時々20勝、基本は15勝前後という厩舎で特にクラシックに有力馬とかそういう厩舎でもなく普通に長く運営している厩舎です。

そんな厩舎が絶好調という話。実は残り10週を残して開業以来最高の勝ち星を今週で記録しました。今までの最高28勝で今日で今年29勝目でした。

 

まず過去の成績を見てみましょう。(先週まで)

年・年月 着別度数 勝率 複勝率 単回収値 複回収値
2019年 27- 18- 21-196/262 10.3% 25.2% 94 67
2018年 17- 27- 17-244/305 5.6% 20.0% 30 51
2017年 22- 20- 13-218/273 8.1% 20.1% 82 103
2016年 16- 19- 17-226/278 5.8% 18.7% 48 58
2015年 24- 15- 24-220/283 8.5% 22.3% 92 92
2014年 14- 22- 22-228/286 4.9% 20.3% 62 78
2013年 16- 22- 20-255/313 5.1% 18.5% 76 75
2012年 14- 16- 27-222/279 5.0% 20.4% 48 78
2011年 9- 22- 16-251/298 3.0% 15.8% 16 41
2010年 19- 12- 20-254/305 6.2% 16.7% 61 81
2009年 26- 27- 30-236/319 8.2% 26.0% 45 79
2008年 16- 17- 17-222/272 5.9% 18.4% 49 55
2007年 22- 15- 23-221/281 7.8% 21.4% 61 78
2006年 13- 25- 20-228/286 4.5% 20.3% 36 53
2005年 23- 23- 23-216/285 8.1% 24.2% 33 69
2004年 19- 15- 18-222/274 6.9% 19.0% 43 45
2003年 15- 27- 9-226/277 5.4% 18.4% 70 61
2002年 26- 29- 14-205/274 9.5% 25.2% 87 68
2001年 28- 18- 25-173/244 11.5% 29.1% 84 92
2000年 11- 20- 23-149/203 5.4% 26.6% 35 69
1999年 12- 10- 11-143/176 6.8% 18.8% 46 60
1998年 12- 15- 10-101/138 8.7% 26.8% 123 129

 

これに今週、タマモジャイブ、シゲルヒスイの2勝にコパシーナ、ボヘミアラプソティの2着2頭で2−2−0−1という好成績。見事29勝に乗せてきました。

 

芝ダートの内訳は

芝 79-86-103-1160(勝率5.5/複勝率18.8)

ダ 319-344-310-3376(7.8/22.3)

 

と出走数から何から圧倒的に違います。そんな芝ダートの成績も今年に限定すると

 

芝 5-2-5-55(勝率7.7%/複勝率18.5%/)

ダ 24-18-16-141(12.1%/29.1%)

 

になります。今週のデータがないのでコメントでとりあえずは触れますが、芝の単回収率が100%越えしてて、単回収率はおそらく今週で89パーセントくらいに押し上げてます。

そんなダート厩舎がさらにダートでに磨きをかけている状況です。

 

そしてレース間隔別成績

間隔 着別度数 勝率 複勝率 単回収値 複回収値
連闘 0- 0- 2- 8/ 10 0.0% 20.0% 0 106
2週 4- 2- 3- 34/ 43 9.3% 20.9% 52 54
3週 8- 1- 3- 20/ 32 25.0% 37.5% 146 69
4週 3- 5- 3- 22/ 33 9.1% 33.3% 120 78
5〜 9週 7- 6- 6- 65/ 84 8.3% 22.6% 70 64
10〜25週 3- 2- 1- 26/ 32 9.4% 18.8% 223 72
半年以上 0- 0- 1- 7/ 8 0.0% 12.5% 0 25
初出走他 2- 2- 2- 14/ 20 10.0% 30.0% 34 82

 

まんべんなくいいんですが、複勝率もみたら3,4週(中2,3週)くらいの成績がいいですね。こういう着々と自前で厩舎の力をつけてきた厩舎は自分のところでできるからこういう傾向は出がちです。外厩で休み明けとかいう時代ですから逆にこういうのも傾向として覚えておけばと思います。複勝率33%超えとかノーザンFとかからんでも驚異的な数字でそれがこういう厩舎で記録しているわけですから。

それに合わせて休み明けでも安定した勝率しているのもポイントですね。

 

後は今年度騎手別成績(先週まで(勝っている騎手or10回以上騎乗している騎手+ルメール)

順位 騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収値 複回収値
1 田辺裕信 6- 4- 3- 9/22 27.3% 45.5% 59.1% 99 104
2 戸崎圭太 6- 1- 3-10/20 31.6% 35.0% 50.0% 150 100
3 三浦皇成 3- 4- 2-16/25 12.5% 28.0% 36.0% 113 74
4 内田博幸 3- 2- 2-11/18 16.7% 27.8% 38.9% 104 88
5 菊沢一樹 4- 0- 0-21/25 16.0% 16.0% 16.0% 203 49
6 富田暁 2- 0- 0- 1/ 3 66.7% 66.7% 66.7% 1990 433
7 丹内祐次 1- 1- 2- 9/13 7.7% 15.4% 30.8% 101 79
8 藤田菜七 1- 1- 0- 4/ 6 16.7% 33.3% 33.3% 51 48
9 菅原明良 2- 0- 0-15/17 13.3% 13.3% 13.3% 132 36
10 北村宏司 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3% 626 156
11 ルメール 0- 2- 1- 3/ 6 0.0% 33.3% 50.0% 0 126
13 黛弘人 0- 1- 1-20/22 0.0% 4.5% 9.1% 0 64
17 丸田恭介 0- 0- 1-10/11 0.0% 0.0% 9.1% 0 75
25 野中悠太 0- 0- 0-10/10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

 

という感じ見てのとおり。田辺、戸崎が勝負騎手、その次が三浦騎手、内田騎手。あとは菊沢騎手、菅原騎手、黛騎手を重用という感じですね。そしてその順なりに成績が良くなります

田辺騎手に至っては複勝率60%近いですし、戸崎騎手についても勝率30%越え、複勝率50%と驚異的。わかりやすい勝負傾向はあると思います。

 

という感じですね。まとめましょうか

 

・ダート>>>芝。

・レース間隔は中2週から中8週〜中24週までの休み明けまで勝率は同じで安定。

・複勝率は中2〜3週が圧倒的にいい。

・勝負騎手は戸崎、田辺、次が内田、三浦、あとは黛、菅原明、菊沢という順序付けははっきりしていてその順序なりに成績が出ている。特に田辺、戸崎はノーザンFのルメールなみの成績。

 

となります。地味な厩舎ですが、安定した供給先(グランド牧場)があってその関連の親しい関連の中で厩舎運営している感じです。目立つのはクラシックとかG1とか使う厩舎ですし、そっちが成績も上がって優秀に見えますが、厩舎としての仕上げの力がそういうところに劣るのかというとそうでもない厩舎はいくつかあります。ここでもたまに触れる自前でできる厩舎で、この厩舎もそれに近いものがあるんだと思います。

ダートメインでここまで安定した成績をコンスタントにあげているのはダート馬の仕上げにもノウハウがあるんでしょう。

 

ただ注目すべきはそんな厩舎が安定したまま進むのではなくここにきて勝ちまくってること。自己ベストの29勝目を残り10週も残して記録していて、しかも今週2着馬を2頭出している(未勝利、1勝クラス)。普通に考えればこの2頭は残り2勝を上乗せするのに貢献できそうですし勝ち切る厩舎なのでこの後も注目していただければいい配当の手助けになるかもしれません。

 

初の30勝に加えどこまで成績を伸ばすのかこれから楽しみです。頑張ってほしいですね。

 

と言う事でこの辺で終了します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藤原英厩舎の異変?

  • 2019.07.29 Monday
  • 19:00

こんちは。藤原英厩舎に関してです。

 

突然なぜということになったのはツイッターのほうで某氏とちょっとやり取りをした流れで調べたというか過去に何度か調べたけどボツにしてたようなことを使えるなということで記事にします。

 

まずこの厩舎の概要を書きましょう。

 

1・2・7・3・6・2・4・2・8・10 この数字何かわかるでしょうか。

 

 

過去十年の藤原英厩舎の全国リーディング順位です。2018年が1位。その前もこういう感じ。ちなみにこの前は3・5・16・45と13年前に45→16位にして翌年は16→5位。そしてそこからは12年ずっとトップを走ってきたことになります。

 

そしてこの5位に順位を上げたときにはJRAの最高勝率賞を記録しています。もうこのころにはトップ調教師の一人となってきました。昔読んだ本で開業当初のこの厩舎を伊藤雄調教師(数多くの名馬を管理し最高勝率賞を何度も記録した名伯楽)べた褒めしてたのはなんとなく覚えてます。

 

そんな厩舎が今年、7月を終わった段階でリーディング22位にまで落ち込んでます。22位を落ち込んでいるというのはどうかと思いますが、これだけの厩舎としては一大事。ということで色々出しながら好き勝手書いていきましょう。

 

まず全体の成績だします(2019年は昨日までの成績)

年・年月 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収値 複回収値
2019年 19- 20- 16-112/167 11.4% 23.4% 32.9% 55 70
2018年 58- 52- 34-157/301 19.3% 36.5% 47.8% 87 84
2017年 55- 50- 34-173/312 17.6% 33.7% 44.6% 72 83
2016年 41- 35- 24-184/284 14.4% 26.8% 35.2% 80 73
2015年 48- 29- 34-154/265 18.1% 29.1% 41.9% 86 82
2014年 44- 43- 42-150/279 15.8% 31.2% 46.2% 51 85
2013年 53- 35- 26-160/274 19.3% 32.1% 41.6% 90 93
2012年 46- 40- 21-186/293 15.7% 29.4% 36.5% 61 74
2011年 49- 36- 25-167/277 17.7% 30.7% 39.7% 122 95
2010年 37- 23- 25-179/264 14.0% 22.7% 32.2% 69 70
2009年 36- 32- 22-151/241 14.9% 28.2% 37.3% 101 92

 

 

多少波はありますが、ぱっとみてこれまでよりも成績が全然伸びてないのはわかるかなと思います。特に勝率11%、連対率23%がひどいなとこの厩舎にしては悪いですし、それに伴って回収率も伸びにくい厩舎ではありますがさらに伸びてないですね。そして単純にここ8年は50勝前後の数字なのに半分以上終わった段階で19勝。勝ち星もシンプルに伸びてないなと思います。

 

まず単純に調子悪いのは間違いないという話です。

 

そしてその要因についていくつか探りましょう。

 

まずこの厩舎の代名詞。勝率について。なぜこんなに勝率がいいの?ってところに単純に休み明け一発目から走るということはありました。その辺の数字を一つ出します。

 

<中9週以上間隔をあけているケースの成績(新馬戦、初出走のぞく)>

 

年・年月 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収値 複回収値

2019年

(7月まで)

1- 6- 3-36/46 2.2% 15.2% 21.7% 4 43
2018年 18-15-12-53/98 18.4% 33.7% 45.9% 132 92
2017年 20-15-11-45/91 22.0% 38.5% 50.5% 99 110
2016年 11- 9- 6-66/92 12.0% 21.7% 28.3% 50 63
2015年 14-10-10-53/87 16.1% 27.6% 39.1% 51 82
2014年 8-13-17-52/90 8.9% 23.3% 42.2% 40 80
2013年 14-14- 9-53/90 15.6% 31.1% 41.1% 113 88
2012年 7-11- 5-55/78 9.0% 23.1% 29.5% 37 74
2011年 14- 8- 6-50/78 17.9% 28.2% 35.9% 177 118
2010年 9- 6- 6-58/79 11.4% 19.0% 26.6% 41 80
2009年 9- 9- 7-44/69 13.0% 26.1% 36.2% 124 122

 

もう見てのとおりです。過去10年でもいいですが、近4年でも劇的に数字が違います。すべてがワースト成績。特に勝つケースが非常に少ない。これは異常事態といっていいと思いますしここの数字が伸びてないのが不振の一因というか大きな要因でしょう。

単純にここが近2年のペースで休み明けで今年勝てるなら、7月終了時点では9~10勝はしてる計算になります。それなら現在のリーディングは5,6位程度になってきます。

 

この休み明けの落ち込みははっきり理由の一つにありますね。そしてそこには外厩にも絡んでくる話なんでしょう。

この辺は世界一外厩に詳しい人のブログやツイッターの記事も並行して参考に見ていただければ見えてくるものもあるんでしょうが、私はそっちの話は何ももってないのでここではこの程度の話でとどめます。あっちやこっちをみて各々で考えてみてください

 

 

<岩田望騎手が所属になって>

ファンレベルでもはっきり厩舎で変わってるとわかることは一つあって、岩田望騎手が所属になったこと。新人を所属にしたのは厩舎としては初めて。これは大きく変わったことの一つだと思います。もう一つ補足で厩舎のことで分かるレベルの話を触れれば、この厩舎、厩舎コメントについてはずっと「田代助手」です。今も昔も変わらずです。ほかの助手まではわかりませんが番頭さんが変わったということは少なくともないです。

 

話が横道にそれましたね。岩田騎手に戻りましょう。彼が足を引っ張ってるじゃないかということは考えると思います。そこで岩田望騎手抜きの成績も出していきます。

 

まず岩田望騎手の藤原英厩舎の成績

2−3−3−37(勝率4.4%/複勝率17.8%/単回収率15円/複回収率49円)<騎乗数1位>

 

という感じ。まあ厩舎の悪い馬が回ってきやすいことを考慮しても足引っ張ってますね。ただ新人だからそれ自体は仕方がない

 

それを踏まえて岩田望騎手を抜いた成績。

17−17−13−75(勝率13.9%/複勝率38.5%/単回収率69円/複回収率78円)

 

ここを抜けば過去十年の平均まではいかないまでも十年の中では悪い程度の成績まで押し上げます。まあ新人さんにはつらいですがこれも一因なんでしょう。

 

あとはツイッターでちょっと触れた話。この厩舎、6月〜8月の夏競馬の時期に固め打つ傾向はあります(特に7,8月)。そこの成績。

 

<夏競馬6~8月の成績>

年・年月 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収率 複回収値

2019年

(6,7月)

2- 6- 1-37/46 4.3% 17.4% 19.6% 9 37
2018年 9-16-12-27/64 14.1% 39.1% 57.8% 45 86
2017年 17-11- 8-44/80 21.3% 35.0% 45.0% 126 88
2016年 13- 9- 5-50/77 16.9% 28.6% 35.1% 105 73
2015年 19- 9- 5-36/69 27.5% 40.6% 47.8% 75 74
2014年 13-13- 7-47/80 16.3% 32.5% 41.3% 54 81
2013年 12- 9- 6-42/69 17.4% 30.4% 39.1% 54 74
2012年 14-10- 4-44/72 19.4% 33.3% 38.9% 59 58
2011年 16- 8- 4-54/82 19.5% 29.3% 34.1% 111 73
2010年 4- 4- 3-53/64 6.3% 12.5% 17.2% 57 39
2009年 6- 5- 4-54/69 8.7% 15.9% 21.7% 49 50

 

触れたいことは二つ。

・2011〜2017年まで7年連続二けた勝利。特に16,17、19勝などかなり固め打った時期もありますが、今年は6,7月で2勝。得意なシーズンで全然勝てないのは理由の一因にもなるでしょう。

 

・そしてもう一つは2018年の成績。昨年はシーズン当初からかなりのハイペースで飛ばして勝ち星を伸ばしていたのは周知のとおり。ただし最後は中竹厩舎(&謹慎角居厩舎)に追い上げられてます。2厩舎分の体力と角居厩舎の底力のなせる業と思わせましたが、もう一つの要因に夏競馬以降の藤原きゅう舎が勝ち星伸びなかったこともあります。

この成績を見てる通り、7年連続二けた勝利が止まっただけでなく、勝ち切れない2,3着が多い結果。この時点で不振の兆しは正直ありました(昨年記事にしようか少し考えてボツにした経緯はあります)

 

昨年後半から顔を出した不振のきざしが、今年になって顔を出したということもあったかなと思いますね。この辺は完全に私の推測ですけど。

 

あとは私個人ですごく引っかかってきたこと。

 

<ヴァンドギャルドの使い方>

2歳後半〜3歳春までドサ周りのごとく相手の軽い重賞を使いまくったヴァンドギャルド。これ個人的にはすごい違和感があって、こんな使い方する厩舎じゃないんです。ダメと思ったら休ませて立て直して、条件戦からでもすぱっと仕切りなおす厩舎。そんな厩舎が軽い重賞を使いまくるのは珍しい。

 

ということで過去10年の2歳〜3歳春(6月まで)の重賞出走数

5回 ヴァンドギャルド(G1ホープフルS)、ジェルミナル(阪神JF、桜花賞、オークス)

4回 ベストアプローチ(ダービー)

3回 トーセンラー(皐月賞、ダービー)、グリュイエール、エポカドーロ(皐月賞ダービー)、エタンダール(ダービー)、エイシンフラッシュ(皐月賞ダービー)

 

という感じ。早い段階にG1でもトライアルでもない重賞を使いまくるのは非常に珍しい。その中で使う馬は大体春の二冠がセットだったりしてるケースです。5回で並んでるジェルミナルもがっつりG1路線の馬です。それ以下3回、4回の出走組も多くはG1出走。しかも複数が絡んでます。

 

そんな厩舎が一応ホープフルSを使ったとはいえトライアルでもない重賞を使い倒してるのは非常に意外で珍しいことです。これが厩舎の方針変更か焦りかわかりませんが今までと違うことをしてることはなんとなくわかるかなとは思います。

 

という感じ。いくつか思いつく要因を出しました。これで何?と聞かれるとつらいですが、藤原厩舎が今までよりも不振で、その要因のいくつかを候補になりますが上げた記事になります。参考になるかどうかはわかりませんが、こういう数字をみて違う人の目に留まればまた気づくこともあるかもしれないので上げておきます。

 

最後にまとめ

・成績が2019年落ち込んでいるのはあります。

・成績の落ち込む要因は、「休み明けの成績不振」「岩田騎手の所属、器用」あたりはある程度数字にはっきり出ている。

・得意の夏競馬の成績も落ち込んでいる。その兆しは2018年夏から一応あり(競馬ふぁんの私感)

・ヴァンドギャルドのようなこれまでとは違う使い方をしてるケースも目立つようになってきた。

 

この辺かなと思います。

話のタネにでもなれば幸いです。失礼します。

開業初勝利を挙げた馬の重賞制覇について

  • 2018.09.30 Sunday
  • 18:28

こんばんは。簡単に

土曜の重賞シリウスSでオメガパフュームが重賞初制覇となりました。安田翔調教師も開業初重賞制覇。そしてこの馬は初勝利のうまでもあります。ということで厩舎初勝利が重賞制覇に結びついたケースはこれだけ。

 

荒川 チェレブリタ 2009 京都牝馬S(重賞2勝目)

池添学 メラグラーナ 2017 オーシャンS

上原 ノーブルグラス 1995 函館SS

音無 イナズマタカオー 1995 北九州記念

菊沢 オープンガーデン 2011 阪神SJ(初勝利が重賞勝ち)

古賀慎 アサヒライジング 2007 クイーンS

高市 ミヤギロドリコ 2001 福島記念(重賞5勝目)

高橋亮 トーホウアマポーラ 2014 CBC賞

羽月 ワンダースピード 2008 アンタレスS

本田 バトルブレーヴ 2008 小倉SJ

村山 テスタマッタ 2011マーチS(地方交流G1を先に勝利&JRA重賞2勝目&JRAG1初制覇)

安田翔 オメガパフューム 2018 シリウスS

 

現在開業している厩舎についてのみ調べました。理由は手間の問題。ご了承ください。ということでのべ12調教師が達成していることになります。調査対象は188なので15分の1は達成しているということ。これが多いか少ないかピンときませんが初勝利が重賞につながるケースと考えるとかなり多いと思います。一つの勝てない厩舎もあるし、通算で重賞1,2個で終わる厩舎はいっぱいありますから。

その中でも初重賞制覇が9つ。残り三つはJRAの重賞としては2〜5個目となります。ただその中で村山厩舎は地方のG1を先に勝ってるので取り扱いは結構微妙かなと思います。

あとは初勝利が重賞につながったケースもオープンガーデンで1つありますね。

 

後は少しレアケース。

 

昆(アルアラン(地方交流重賞勝ち))

松下(トウケイタイガー(地方移籍後交流重賞勝ち) 

森田(キョウエイアシュラ(地方交流重賞勝ち)

 

この3つですね。地方の重賞につながったケースは2つ。そして自分の厩舎からは離れたけど地方に移籍して地方馬となって交流重賞を勝ったケースもあります。

 

ということでこういうレアケースもあります。

たくさん管理してたくさん勝っていって厩舎力も上がっていくはずなのに、これだけの数重賞制覇につながるとは面白いですね。

これから開業の調教師、最近初勝利を挙げた調教師の初勝利馬をおっかけるのもなかなか面白いんじゃないでしょうか。

 

ということで終了

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