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- 2023.12.21 Thursday
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皆様こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。競馬続けてますか。
ということでお久しぶりです。突然記事を書こうと思います。なぜかというと、先日ひっそり話題になったいろんな形で無料で公開していたある競馬AIが閉鎖するという話でそれを受けてというかついて競馬予想AIについて思うところ書こうと思います。
こんな話になんで突然触れるのかというとまず前の記事。ブログをやめた理由で時間を作りたいとは書きました。それも事実なんですけど、他にこういうことも書いておりました。
これ以外にも自分より競馬のキャリアが浅い人も増えてきて、上になって知識を書くようなブログを書くことに抵抗があったり(長いんだから知ってて当たり前ですからね。)他にもそういう小さい理由もいくつかあるんですが大きい理由は時間作りというのが強いです。
これですね。ここで触れている小さい理由。辞めた理由の一つにこの辺の話はありました。それについて一つ一つ触れていこうかと思います。
ここから書く話は全て結論でもないし、一素人がいろいろ見て勝手に思ったことを書いてるだけです。あってる外れてるという話でなく私が感じた感想文ですのでそういう感じで読んでください。
(馬券を購入する上での違和感。オッズが急激に下がることについて)
数年前からすごく感じるようになったことに「直前にオッズががくっと落ちる」現象。前からあったんですが、数年前から顕著になってきました。簡単にいえば今までこういう買い方でこういうとり方をすれば2万円くらいかなというのが、1万7千円の時期があり1万5千円になりということがあってそれをTwitterで「直前にオッズ下がるのなんなん?」みたいなことをつぶやいたことがありました。それに対してある方がひっそりDMで今はAIでこういうところでカクカクジカジカでと教えてもらったのがAIを意識しだした初めです。こういうことはあるだろうなと思ってましたが、一般人の目の届くところにあるという話はあまり意識していなくてそういう時代なんだと感じました。
これと同じ時期くらいから推奨馬に対する違和感も感じていて、たとえばA,B,C3頭。力的には3つ巴の馬がいて、こういうケースはCだけ少し人気しないなというのは何十年予想してきた感覚であるわけです。ならばこのCがおいしいから推奨馬で上げますというケースは多々あるわけです。配当妙味も込みですよってケースですね。
ただこれが直前にオッズがガクッと下がってA,Bとそんなに変わらない人気になるわけです。それでこのCが勝てばまだいいわけですが、結果Cが負けたりすると、「配当妙味があるつもりで推奨したつもりが結局人気の1頭でしかもこない」っていうどうしようもないことが起こるわけです。これが一度や二度じゃない状況で起きてきて、ちょっと今のままのやり方では厳しいな。そもそも戦い方を変えなきゃいけないなと感じてきたのもブログをやめた理由にありましたね。そのころにはいつもなら2万円になるはずの当て方が1万2千円くらいにしかならない感覚になってました。
(戦い方を変えるという事について)
具体的には事前予想で穴とかそういうのを決めるのはもう厳しいなと。正直、前日はおろか30分前のオッズをみることにも全く意味がないなと感じていて、またそういうAIの動きも把握せずに普通に馬券買ってたら勝てないことはないけど、年単位では儲けられるお金も相当損するなと感じました。何十年事前予想をできるだけ早くがっつりして、買い目のところだけ直前にというやり方で競馬をしてきましたが、事前予想をしっかりして準備という時代ももう終わるだろうな、直前の対応でいろいろ動いていかないといけなくなるなと感じてこのやり方で狙い馬を上げるのは違うなと思い、ブログ止めたのはあります。
(AIについて思ってたこと)
私の場合は電王戦の頃から昔やってた将棋を見るようになり、その後にバックギャモンというサイコロをふって勧める西洋すごろくとも言われるゲームでAIと触れてきました。年間で言えば1000近くはゲーム内容をAIで解析されるという経験を競馬をしている裏で数年してきています。なのでAIに関しては全く抵抗はないですし、サイコロの目で局面が変わるバックギャモンというゲームでAIの解析が絶対(に近い)という世界にいるわけで、よくこの手の話で言われる「将棋と違って不確定要素の多い競馬予想では・・」というのは全く思わなくて、こういうのも藤井聡太さんくらいなら自分ですべて駒を動かせる将棋とかのほうがAIの効果を感じるでしょうがそうでない一般人なら、こういう不確定要素が多いものの方がAIは効果があるとは思ってました。
不確定要素のある競技ではずっとなぞっても常に100点にはなりません。ただ一番確率の高いところを引きやすくなります。簡単に言えば10回中2回当たる自分の予想が、3〜4回は当たるようになる。的中のアベレージが確実に上げられる中で回収率も上げやすくなるということです。
個人的にはバックギャモンを始めたころから思ってたのはAI解析は競馬予想と野球の監督と麻雀はすごい取り入れたら効果あるだろうなと思ってました。その辺はちょいちょいブログなりTwitterで書いてたと思います。
おそらくバックギャモン側では私はまだAIに抗おう。そうじゃないところで(人と人の勝負だし)なんとかとか思ってる方ですが、それでもかなり精度が高いもので人の考えよりは全然上という感覚があるわけです。
実際バックギャモンというゲームでは大会の中には単純なゲームの勝ち負けと同列でAI解析の数値で低い方が勝ちというものがあるほどAIが絶対なゲームです(試合で勝ってもAI解析で負けてたら1勝1敗という感じ)
そして結構昔から、人間があれこれ考えても近い将来AIが出てきて、それが広まっていくと人間が血統がラップがとかいってるのもすべて取り込んで数値化してくるものが出てきて意味をなさなくなってくるなというのも感覚にありました。そういうこともあるので数年前から不利とか出来とかそういう数値化しにくいものに目を向けたり買い方でいろいろ考えたりということには取り組んできていたつもりです。厩舎コメントを積極的に予想に取り入れるようにしたのもそういうところからです。
(AIと真っ向から戦うことは考えないか)
こういうことは考えてなくて、まずは人間の予想には限界を感じていて、自分も含めてですけど予想している時に競馬の予想に必要な要素を10がマックスとしてどれくらい目をつけられているかというと、人間は2か3くらいだと思うんです。自分もそれかそれ以下だと思います。おそらく予想するときに必要だけど目をつけることすらできてないところが7か8は逆にいえばある感覚です。それでそれをすべて考慮して予想に落とし込めているかというとそうではなく、ここでは血統はいいや、ここではラップとかいいかとか自分で知らず知らずに省いて、それに自分の資金も考慮して買い目にしてるわけでいざ馬券を買う、印をつけるという段階では見えている2,3くらいからさらに端折って1くらいになってる感覚です。
対してAIは大体8ないし9くらいは見えていてそれを条件に合わせて必要状況を自然にバランスよくすべて考慮して勝率とか複勝率とか出していると思われます。
2,3しか見えてなくて最終的に1になっちゃうものと8,9は見えていて8,9必要に応じて上手に振り分けて勝率複勝率を出すものまともに戦って勝てるのかというと勝てる気は全くしない。
それに予想に必要な項目すべて人間が頑張って把握してすべてをみて考慮して予想することもできないことはないと思うんですが、それすると1レースで凄い時間がかかります。それする意味ある?って感覚です。時間的にそこまでかける必要あるってのもあるしやったところで8,9になれるとも限らない。頼れるものには頼ればいいって感覚です。
じゃあAIはマックス10にならないのってのは後で少し触れようと思います。
(ここ数か月何を考えてきたか)
ここ数か月はいろいろ考えてきて、そういうものを出しているサイトだったり、スポーツ紙に出ているAI予想というものだったりみて自分でも今までの予想は同じようにしてそれで馬券を買ってました。自分のやり方で普通に馬券を買って、それで当たった外れたがでた中でAIの評価もみて、当たってるところ外れているところをすり合わせていくことでどういうことを重視しているのか、逆にどういう面は軽視されるのか。その辺は自分の予想とすり合わせることで肌感覚で数こなして感じていくことで何か気づくことを見つけていこうということに取り組んでいました。
自分が評価してないでAIが評価している。それでその馬が来た場合自分の見落としている何が原因かとか、双方評価しているものでどこが考え方としてあっていたのかどうかとかそういうのを分析していくということですね。
バックギャモンでは「5ポイントを抑える」という行為が比較的いろんな局面で高評価になるんですが、競馬における「5ポイントを抑える」と同じようなある程度優先されるものをみつけられたらなとも考えてました。
それでAIが評価しているもの重視しているものというのは、いろんな予想理論が何十年飛び交い続けた競馬予想界、どれが正解かは結論出ない中ずっとなんとなく続いてきている中で、一つの答え(正解)になるんじゃないか。そして何を重視しているか。そこがつかめればAIを見なくても地力である程度、高い水準の予想はできるんじゃないかってことを考えていて取り組んでいました。(逆にこれは意味ない予想理論ってのも浮き彫りになるのではとも考えてました)
そしてもう一つ考えていたことがあり、アナログ部分は取り込みないとはいえないが、取り込みにくいんじゃないか。そういうものはどれくらい反映するのか。そういうことも並行して考えてきていました。それがAIが10にならない部分の話です。
(アナログ部分とは何か)
具体的には馬の出来とか前走不利受けてたとかあとは騎手の技術の正確な反映とかそういうところですね。
例えば休みを入れて馬の出来が一変するケース。休養で馬がよくなるくらいは当然考慮されてるとは思いますが、例えばソエが治りました見たいなケースは馬の行きっぷりから内容から変わるわけです。そこまでは反映しないだろうというのもありますし、不利についても反映はしにくいだろうとそして騎手の技術についても同様です。これは例を一つ書きましょうか。
先週レディベルという馬が未勝利を勝ちました。古川奈騎手から池添騎手への乗り替わりです。
競馬ファンなら池添騎手と古川奈騎手に4キロ減を考慮しても相当差があるのはわかる話だと思います。ただ数字としては池添騎手には毎年全国リーディング20位前後の勝ち星で今年は35勝という数字で古川奈騎手には8勝という数字と矢作厩舎の馬ではよく勝つというものが表立つわけです。
ただ池添騎手の技術がその数字通りかというとG1やこれまでの活躍を見る限りそれ以上。リーディングトップと渡り合うだけの技術はあるわけです。逆に古川騎手が他の8勝くらいの騎手と同等かというとこれも毎週競馬を見てる中ではあると思いますがそこまでではないと思われるわけです。
実際こういうものがどこまで考慮されるかわからないですが、古川騎手が現状の数字より極端に過小評価されるということもなければ、池添騎手が現状残している数字より過大に評価されるということは考えにくく、この両騎手の評価差に関しては実際の技術差より広く評価される可能性はほぼなく逆に維持か実際の技術差よりは狭く評価されている可能性が高い。
なのでそこの実際狭くされている(だろう)差の部分で抗えないかということです。そこまでは見えてないでしょうという事での狙いですね。
その手の話もいろんなパターンで考えていました。抗えるポイント探しも並行してしてきたというのもありますね。
(最後に)
なんでこういうことを書こうかと思ったかというと、この手の作業は1年単位でのんびりして、このブログか違う形かわかりませんがどこかで来年のどこかで書ければなあと思ってました。ただその有名なところが閉鎖ということでまあそれなら中間報告をするかということで触れました。いざ具体を書くよりはいろいろ背景を書かないとと思って下書きを書いたらいろいろいっぱいになったので下書きで一度だそうということでこういうことです。
秋口にわかったことわからないこと。たぶんこうだろうということ今一つつかめないことを書こうかなと思ってます。のんびりになりますが時間も最近ないのでいつになるかわかりませんが興味がある人は覗いてみてください。
ということでこれともう一個2記事だけ復活します。その時はよろしくお願いします。
ちょっと競馬の雑談たまにはしましょうか。
昨日回顧を書いた後にちょこちょこSNSをみていたら、カジノフォンテンのMデムーロ騎手の騎乗、そしてソダシのダート適性についての喧々諤々をみたのでそこだけピックアップして私の考えを書こうと思います。
(カジノフォンテンは何故馬群にいれたのか)
これですね。スタートは決めてソダシと横並び、そこからデムーロ騎手が下げるという判断をしなければソダシの外2番手はこの馬だったでしょう。デムーロ騎手は何故引いたの?カジノフォンテンについて研究してなかったの?って話について書いてみようと思います。
私も少なかれもうちょっと研究してたらなあ(ソダシ初ダートについても)とは思いましたがそれは置いといて、なぜ下げたかといえばこれはヨーロッパ系の騎手には多かれ少なかれある傾向です。ヨーロッパ系の騎手を見る時に多くの騎手に共通してある傾向があります。
1、極力逃げない。
2、馬群に入れたがる=前に馬を置きたがる。
この2つはあります。騎手によってもちろん個人差はありますが、ほとんどの騎手はこの傾向はあります。
1については昔書いた記事から(モレイラ騎手考察と外国人騎手の逃げについて)。モレイラ騎手がよく逃げる(外国人にしては)ということを書いた記事ですが、反面外国人騎手があまり逃げないということを触れてる記事にもなります。こういう傾向はまずあります。そして逃げてもいわゆる平均ペースで離して逃げる。大逃げそのたぐいの逃げはほとんどしません。ペースを落として逃げる。ほとんどの騎手がこれです。
2についても同様、非常に前に馬を置いて我慢をさせる競馬を好みます。結構力づくで外枠でも内に入れたりすることもあるくらい。
この2つがあります。これは欧州の競馬の傾向でもあり、彼らはそこで育った騎手ですからそれが染みついてます。なので日本にきて慣れてきても、大逃げとかそういう競馬はしないし基本は我慢する競馬を好む騎手が多いです。
話はそれますがルメール騎手が結構交流重賞で人気を裏切ることありますよね。あれってこの2つの傾向が影響してて交流重賞って結果5頭くらいしか勝負にならない競馬になりますよね。それでもルメール騎手は逃げたくない。そしてできれば前に壁を作って運びたい。ただそこにいると逃げてない他の馬に自分がマークされる。
そこに乗りなれない地方競馬のダート、そして超小回り、年に数回しか乗らない舞台でルメール騎手は正直こういう馬場でどれくらい馬が最後まで頑張るのかとかどこから仕掛けたらいいのかとかハロン棒で距離はわかるけど今一つわからない。なので非常に中途半端な位置から動いたり動くのが遅れたりする。それでえっと思うような飛ばし方をするというわけです。
トップジョッキーでも場数を積んでるからわかる部分があり、わからないものではうまくいかないということはあるということです。
デムーロ騎手に話は戻しますが、彼がなぜカジノフォンテンでスタート決めて直後はあの位置にいたのに下げたかというとこの辺があると思うんですよね。イタリアの競馬にどれくらいその傾向があるかは今一つつかめませんがヨーロッパ全般の競馬の傾向、そして彼がにしみついた競馬の文化が、逃げない、馬群にいれる、壁を作る。
これが乗りなれている馬、知ってる馬なら話は違う事も出てくるでしょうが、乗り慣れてない馬のテン乗り。そしておそらく具体的な指示なく騎乗を任せられた時にはその彼らが生まれ育った競馬の正義がでるわけです。
この辺は彼らが勝つにはこれがいいという本能の部分だと思うんですよね。
じゃあどうすればよかったかといえばヨーロッパの方の競馬にはもう一個あって、事細かく調教師から指示が出る文化というのもあります。ここは陣営の方からこういう馬だからこうしてくれと事細かく、いろんなパターンを想定して指示をだせばよかったと思います。ルメール騎手なりデムーロ騎手はいえばちゃんとやります。彼らはそういう文化で育ってますから。無視とかしないです。
そもそも高い馬を管理してるのに最後は騎手にお任せとか指示出てるのにポツンするとか日本独特の文化でしょう(笑)。
こんばんは。
今週は週頭から熱とかコロナとかそういうわけではないんですが、体調がすぐれないので思い切って土日の予想も休みます。出馬表もみないので多分何もないです。あしからず