SG準優勝戦の枠番入れ替えの話

  • 2019.05.21 Tuesday
  • 22:46

こんばんは。競馬ファンはダービー一色なんでしょうが、競艇では旧笹川賞オールスターをやっています。

そんな中、競艇関連で書かれたこの記事の話。興味深い話ですので書かせてもらいます。

 

https://hochi.news/articles/20190519-OHT1T50125.html

 

これを話す前にここは競馬側の人が多いですから簡単に競艇のシステムについて説明します。SGのような大きいレースは

 

1〜4日目 予選(上位18人が突破)

5日目 準優勝戦 6艇×3レースで上位2人が優勝戦に

最終日 優勝戦

 

というシステムで行われています。そしてこの準優勝戦の枠番がどういう風に決まるかというと予選の順位。順位のいいほうから1→6に割り当てられます。競艇も競馬同様、くるくる回る競技ですから当然内が有利。芝ではないことや小回り度が大きい、人間がコントロールできるという点で競馬よりは全然内有利度は違います。

それを踏まえて予選の結果でどう並ぶか丸数字で書いていきます。昔、そして基本的にはどういう形で準優勝戦のメンバーが決まるかというと

    12   11  10

1号艇  ´◆´

2号艇 Α´ァ´

3号艇 А´─´

4号艇   

5号艇    

6号艇 押´院´

 

こういう感じ上の〇数字でない数字がレース番、そして〇数字が予選順位こういう風に割り当てられていきます。基本はこうだったのですが実は数年前(4,5年前?)からルールがひっそり変わっています。

4号艇以下については同じ号艇ならレースを入れ替えてもいいということになりました。どういうことかというと予選順位1〜9位はそのまま。ただし10〜12位の4号艇、13〜15位の5号艇、16〜18位の6号艇はその中なら好きに施工者側で入れ替えをしていいよってルールです。

ただしこれが実行されることはこれまで全くありませんでした。それが初めて前の3月に行われたSGで行われたという話。

なぜ今まで行われなかったかというとそこまでする必要を感じなかったということもあるでしょうし、あまり勝負に施工者の細工をいれたくないということもあったのかなと思います。

 

それで今回入れ替えられたのが5号艇13位の遠藤エミ選手と、15位の馬場選手が入れ替えたという話。

 

これそんなに影響あるのという話なんですがかなりある話でポイントは予選12位平尾選手が12レース4号艇にいたということ。なぜかというとこの「平尾選手の外」がみんなほしいから。競艇する人なら言わなくてもわかる話なんですが、細かく書くとこの1年ほどですかね。平尾選手のエンジンのセッティングが強烈な伸び型でとにかくまくり仕様になってること。そのまくりの外がみんなほしいんです。まくりの内は絞められてレースになりませんがその外はそれについていって空いたところに入る(か外ぶん回せば)1,2着がほぼ濃厚なんです。現にこの予選4日間で平尾選手の外が勝ちまくってました。

競馬のみでピンとこない人はダート1000とかそういう目で見てください。例えば真ん中より外が一気にハナを取った時、内にいる人気馬そこから盛り返して勝つことほとんどないですから。そしてそういう時の紐は外が多いです。

 

そんなポールポジションを遠藤選手はとりあげられたわけですよね。そうしていいってルールですけどそこで手を入れるか普通ってところなんです。この辺は某選手も触れてますが、現にこの平尾選手のまくりきれはしなかったけどその展開に乗って馬場選手は勝って優勝戦にいったわけで遠藤選手が同じことをできるかどうかわかりませんが自分で手に入れた、いい枠番を今回は予選の成績が下回る馬場選手に施工者の意図でとりあげられたということですから。釈然とはしないですよね。

 

理由としてはリンク記事の記者さんが書かれてる通りだと思います。

 

準優勝戦12レースをSG覇者でそろえて盛り上げたい。これはスポーツ新聞でも取り上げやすいですからね。

そしてドリーム戦の選考順位が6位だったのに、7位の井口選手を繰り上げてドリーム戦に入れて馬場選手を落としたことへの埋め合わせ。ドリーム戦って説明しますと初日12Rに行われる一番いい選手6人をそろえたレース。いいメンバーだけでやるので予選の得点も割り増し。ここを走るだけで予選突破の可能性は上がるわけです。それをネームバリューでおそらく馬場選手は落としたということがあります。これはまああることではあります。上位5人は変わりませんが6番目は施工者の推薦枠のようになるケースはSGでもよくありこういうケース自体は珍しいものでもありません。

 

この辺が理由だと思いますが、突っ込んで書けば馬場選手と遠藤選手が同じ支部であること。そして両方、面倒くさい声を上げるタイプでも気性的に難しいタイプないということ(馬場選手に至っては支部長を務めるような紳士です)。

施工者が彼、彼女の人間性の良さで支部内で折り合いつけてくれるでしょうって打算を感じるんですよね。それは選手に投げるなよと思う。どことは言いませんが支部がバラバラで交友のなさそうな3人が5号艇ならこんなことはしてないでしょうし、某支部のあの選手とこの選手だったらそれしましたかと聞いたら絶対してないと思うんですよね。ルールの中とは言えなんか釈然としないなと思います。

 

ただこのルール自体もファンに浸透してなくて予選順位をそこまで細かくみてる人もいなくて大きな声は上がりませんでした。私もあれっとは思いましたがこのルールが適用されたのか知らない減点とかなんかルールがあるのかわからなかったのでみなさん似たような感じだったのかなと思います。

 

まとめも記者さんが書かれている通りですが、トップレベルの選手が集まって行われる最高峰の大会。そこはもう施工者さんが手を入れて盛り上げようとせず枠番の明暗も含めて、すべて流れにゆだねるようなルールでいいのかなと思います。昔のようにかちっと準優勝戦の枠番は予選順位で確定するようにしたらいいと思いますがいかがでしょうかね。ちょっと興味深い記事だったので取り上げてみました。

 

 

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