レベルの高いレースの見分け方
- 2019.12.02 Monday
- 19:50
※カテゴリーを「ブログ主の思考」→「予想(方法)」に変えました。一応告知
緊急で簡単に記事。
なぜ突然この記事というと、こういうコメントを頂いたから。
あるレース後に新聞や例えばこのブログを含め色んなサイトで「ハイレベルなレースだった」と言うコメントを見ますが、そもそもこの「ハイレベル」とか「低レベル」とかはどうやってみわけてますか?
タイム?ラップ?メンバー構成?でも新馬や未勝利ではあまりメンバー構成ではジャッジできませんよね。
これについてあくまで私の見る方法を書いていこうかと思います。
いくつか方法というかポイントはあります。その辺に説明しようかと思います。
レース前からそうなるんじゃないかと感じるケースとレース後の結果を受けてわかるケース両方ありますというかあると思ってます。
なのでわけて書こうかと思います。
<レース後の結果を受けて>
・そのレースの出走馬のその後をみて判断する。
簡単にいくつかのレースを出していきます
まずこのレース。フローズンスタイルが勝った新馬戦になります。左側がその新馬戦の成績、上のバーが水色になってる右側の部分が次走の着順になります。見てのとおりですね。2着馬は2着でしたが、3〜6着までが勝利。これに先に気づくのは難しいですが、10月中に勝った6着マイネルデステリョ、そして11月2日に勝ってるビターエンダーとレッドライデン。この時点でこの後にでてきたら2,4着馬は買いですねとわかるわけです。そうなるとミッキーハッスルの11月3日に福島で走った未勝利戦の2.6倍はかなりおいしいなということもわかります。こういう風にみつけていくということです。勘のいいひとなら11月2日の先発の結果であとに走る馬を買うとかでできると思います。
そしてもう一個
これは2018年福島の2歳500万下きんもくせい特別です。これを右側をみればわかると思いますが、8着馬までは1勝クラスはクリアでG1を走った馬も多数いるメンバー。ここまでなるとわかりやすいですがこの途中に勝ちあがり多いなと気づけばレベル高いなとかは気づけるわけです。
こういう風にその馬のその後の推移をみて判断していくのがまずレベルの高いレースを探す方法
・時計をみて判断。
これはどのレースかというのはちょっとすぐには思いつきませんが、勝ち時計が早いレースで上位がちぎれてるわけでもない場合。これは単純にかけっこの早い馬が集まったと言う事でレベルが高いのではと判定することはあります。
馬場云々の話はあるでしょうけど、その辺はグリーンチャンネルの先週の結果分析のよるタイム分析であったり指数的なものであったりそういうところで一般的なそのクラスの平均時計との差をみて判断していくことになります。
これは結果が出る前に決めているケースなのでもちろん結果的にはそうでもなかったのかなというケースはあります。
それが今週の感想(11月9日、10日)で書いてるヒートライトニングやショウナンアサヤケが結果がでなかったところにになるわけです(ただその後にこのレースの出走馬は走ってるので(ヒートライトニングも勝利)、やっぱりレベルが高かったということもあるかもしれませんね)
。結果が出る前なのでこういうこともありますが、これくらいの時計がよくてこれくらいの差で上位陣がきたらレベルが高いこと多いよなとこの辺は長年の経験値でなんとかあたりをつけていく方法もあるということです。
・長年の俺の勘
冗談ではなくこれも(笑)。長いことみてて、こういうレースで混戦でならレベル高いよなという自分の経験値に基づく直感を信じるということ。直感は経験の集積による分析という言葉は私の中ではしっくりきてて信用してます。ただ全面的に信用じゃなく時計でも振り返ってのそのクラスで好走馬が多いかとか何か数字の根拠は探るようにはしています。ただただすべて感を信用するんじゃなくそこに数字の理論がくっつけられるかは見るという感じですね。
自分の体験でも「〇〇世代はレベルが低い」とか「〇〇騎手はよく穴を開ける」とか数字を見ずにすべて自分の感覚で言ってる人は何人か遭遇してますが、根本的にピントが豪快にずれていて、たた自分の感覚が間違ってると思ってないから当たらないのに直らない、直さないというケースはみてきてるので、絶対数字、データの根拠づけでずれがないかどうかの調整は必要だなと感じます。
続いて
(レース前の時点で見つける方法)
これは大体二つですね。一つは前走の着順からいい着順の馬がそろってるかどうかとかそういうところで判断するという方法。あとは指数的、タイム分析的なものである程度そのクラスの平均ラインは出てると思いますが、そのボーダーを超えてる馬が多い、少ないというところで判断する。ざっくりいえばこの2つです。
どちらも予想のときに見てる部分、見れる部分。そこであたりをつけておいて馬券以外、レベルの面でも注目してレース見て結果見て最後レベルのジャッジをしていくというのも方法です。
・前走の着順から導き出す
これは前走の着順や人気をみて、好走馬人気馬が多い少ないで判断するということですね。
まず馬柱。いつぞやの未勝利戦です。
こういうレース。右側の上が赤いバーの部分が前走の成績になります。拡大してみてみましょう。
簡単にいうと勝ち馬と1秒以内で走れている馬が10頭。そして前走1番人気が4頭。そして前走2着2頭、3着2頭、4着1頭、5着2頭というメンバー構成。合わせて7頭ですが、今回掲示板に乗れるのは当たり前ですが5頭だけですから、少なくとも前走掲示板走った馬が2頭は確実に6着以下になってしまうメンバー構成ということです。この辺で「ここメンバー揃ってレベル高いなあ」と気づくわけですよね。これをもってレベルが高いと判断してるわけです。
そしてこのレースの次走の結果がこんな感じ。
すごいですよね。これで誰もが認める高レベルレースでしたとなるわけです。
そして私が過去に推奨した11月15日の1勝クラス。フローリンが勝ったレース。
前走のところだけ拡大ドン。
こういうので見てのとおり、レベル高いなあとわかるわけです。これを覚えておいてここの出走馬を次狙うということですね。
逆のケースもあるので少し紹介します。
・レベルの低いレースの見つけ方
紹介するのはマリオマッハーの勝った未勝利戦です。
で拡大します。
これは前走の成績ですが見てのとおりです。初ダートが半分以上なのはとりあえずレース前の段階では保留ですが、ダート経験馬で一番勝ち馬と着差がないのはマリオマッハー(勝ち馬)2.4秒差。これでレベル低いなとわかると思います。
これを受けて結果が初ダートの馬が上位独占で時計がよかったとかになれば見直しになるんですが結果はダート経験馬で一番ましなマリオマッハーが勝てちゃったようなレース。これでレベル低いなと確定になります。それでここの出走馬のその後
ということで惨憺たる結果です。こういう風に見つけていくわけですね。レース前というのは予想の時にあれっと気づいて、結果をみてああやっぱりになるかどうかジャッジしましょうということです。
・指数的なものから分析。
これは簡単です。そのクラスの平均指数みたいなものがあったりするのでそこを超えてる馬が多いかでレベルが高いを判断、少ないかで低いなと判断ということです。この辺はある程度、やっていけば自分の中で染みつくので何と泣く数字をみたら気づくようにはなります(というかなってます。)
・ここも長年の勘
いつも自身の参考にさせて頂いております。
2歳戦を主に私は馬券を買います。
そして新馬戦、未勝利戦にての結果をメモしてアナログで勝ち上がり多いレースを高レベル。反対を低レベルとして判断しています。
TARGETを使用すし使いこなせばこの様に目が通しやすく一目瞭然ですね。
敷居は高いですが私もトライしようかな。
いつも本当に勉強になります。
感謝です。
私自身よく根拠も考察もないまま、豪快に差し切った馬を見れば「強かった」と。そして「強い」=「レベルが高い」と決めつけてしまいます。反省です。
でも、この記事はかなり参考になりました。本当に感謝です。
競馬の上達は的中してこそだと思います。他人のブログを受け入れるのに時間がかかりましたが、もう一度ゼロから競馬を見直してみようと思ってます。
なので、引き続き拝見させていただき参考にさせていただきますね。
ついでに(笑)カープもいっしょに応援しましょう!
コメントありがとうございます。
私も昔はアナログでチェックしてました。ただ一応社会人ですからね。なかなか時間がなくて・・・ってところからTargetを活用する方に移行しました。時間を作るという意味でもこっちのほうがいいとは私は思います。
私も2歳戦が好きで主にそっちをよく買いますがこの手のデータというかデータ関連全般だとは思いますが、サンプルが多いほうがいいですが、個体の出走数は少ないほうが圧倒的に使いやすいので2歳戦はまさにこの手のアプローチは使いやすいと思って活用してます。
勉強になるかわかりませんがうまく参考にできそうなところはしていただいて活用してやってください
コメントありがとうございます。
なかなか人の話は参考にできないですよね。キャリアが長くなれば特に。私もそうです。
個人的な考えですが1からにしなくてもいいとは思いますよ。ただ全部自分の考えで埋め尽くすのもよくない。人の考えを入れる余地も10のうち1か2くらいは残しておいて、面白い話があれば使ってみるくらいの余裕は常にあったほうがいいと思います。ソエ明けがいいとか新馬戦は水準以上のコメントでてたらとかは完全に人の予想をみてぱくったようなものですから。
話は戻して少し余裕を残しておいた方がいいというのは自分の予想の進化のためもですが、競馬自体もそしてオッズも馬券も変わるんですよ。
一回り前くらいは私は未勝利戦の初ダートで儲けるスタイルだったんですが、今同じことをやってたら全然勝てないです。なぜかというと初ダートの馬に対してオッズが辛くなってることと昔ほどきれいに変わり身が出て勝ち切るケースが減ったこと。これは競馬が変わってるし、買い手も変わってると言う事なんです。これを予想のスタイルを勝ちっと固めて同じことをしてたんじゃ気づいて替えるのにすごい時間がかかるんです。昨今のわかりやすい点で言えば外厩関連に伴う、休み明けの馬がG1でいいという話もですね。これも自分のスタイルを固めてしまってたら理解して取り入れるのに時間がかかる。
なのである程度は自分の予想スタイルはあっても他のことを受け入れる余裕を残しておいた方がいいとは思います。そうでないと競馬がかわならければそれでいいんですが、変わるのでそうなるとやってることが古いことで使えないことになってしまってることもあるので。
私も予想をガラッと変えた。一からやり直したという感覚はないですが、少しずつ常には変わってると思います。昔は血統派でしたからね。残り2割の部分でいろいろとりいれてそれが使えたら残して、昔のレギュラーは今はあまり使えないから外してを繰り返して20年近く試行錯誤しています。お互い頑張りましょう。
あとは自分が強いと気づくのは大事ですけど、一個何か数字の根拠がないかというのは絶対した方がいいと思いますよ。最近のわかりやすい例でいうとインティの条件戦って内容もよかったですが、時計も逃げてるのに上り最速とか数字の面でも規格外なのはバンバンでてくるんです。
そこまで数字の根拠がしっかりしてる馬はやっぱり走るし、こういう作業を繰り返してたらインティがでてきたときに、これまでのケースと比較してレベルが違うなと気づけます。そうなるとフェブラリーS当たりで「上り馬の過剰人気」ととらえることはなく予想はできると思います。あとにも使えるのでみたほうがいいですよとは思います。
あとはカープは来年期待しましょう。チームの変わり目ですしどんな新しいものが見れるかがとりあえず来年は楽しみです。
引き出しは多くあった方か幅が広がりますしね。
インティに関しては今回はこのブログを参考にして過去2走は外目の枠だったのが今回内目の絶好枠だったので当然「買い」ました。
正攻法のレースだったので1、2着馬がそれ以上に強かったと言う事でですかね。馬券はトリガミでしたが、納得の負けでした。
競馬ふぁんさんはたぶん私と同年代もしくは少し上かな、と思っています。(私が初めて買った馬券はキョウエイマーチです)
私事ですが高校球児なんかもしてまして、カープの選手の子供(鬚の○○○。の息子や大野寮長の息子、○○トレーナーの息子なんかともいっしょに野球をしてました)ともいっしょにやってて少し関わりがあります。
また、カープの話もてきたら良いと思いますが、このブログでは場違いですね(笑)
コメントありがとうございます。
インティも強かったですが、他の馬も強かったですね。
キョウエイマ―チよりは私の初馬券はあとですので多分私が年下じゃないですかね。あと選手の子供と知り合いとかなんかうらやましいですね。私はそういうのは一切なかったのでうらやましいです。
カープの話もしたいですね。何か機会があればぜひとは思いますし特に競馬の話だけとかしてるつもりもないので何かありましたら気兼ねなくお書きください。