ダート替の狙い方

  • 2018.03.04 Sunday
  • 22:54

こんばんは。予想方法のお話です。といってもデータの話も少し出てきます。

 

タイトルのようなお話ですがちょっと前に昔話を。

私は今から10数年前の馬券は未勝利戦のダート替わり狙いが予想の本線でした。かなり自信をもっていて正直それ一本で勝負していた時期もあるんですが、今はそれもあまりしなくなりました。理由は簡単、その予想が古くなったから、そして使えなくなってきたからです。何が昔と変わってきたかというと、

 

1、単純にダート替わりで圧勝というパターンが減った。

これはここ数年の未勝利戦における初ダート馬(前走芝出走)の成績。この記事の通り単純に減ってますし、馬券を買う側がうまくなり回収率も減ったということです。

 

2、使う側が初めからダートに使うようになった。

単純に初めがダートだからダート替が発生しないということですね。近年のダートのトップホース、ゴールドドリームもノンコノユメもコパノリッキーもホッコータルマエも芝の競争は一度も使わないまま引退しました。それぞれに事情があるんでしょうが。

そして昔の名馬カネヒキリ、ゴールドアリュール、ブルーコンコルド、エスポワールシチーあたりはデビューは芝でしばらく芝競争を経験しています。

昔は猫も杓子も芝からというのがあったけど今は結構ダートはダートでと割り切っているということ。使う側の進歩もあるのかなと思います。これは昔の調教師主導から、今の馬主主導に替わったことが影響してるでしょうね。

 

ということでデータは移り変わりがあるので何年も同じことを調べていればいいというものではありません。データはこういう傾向があるということより、この傾向は使えるのかというのを調べるもので出る傾向の数字自体はぼやっと何となく目を通していればいいものです。しっかり覚える必要はないですね。調べることより使えるかどうかを判別することがデータ予想の大事なことというかほぼすべてです。

 

ということで本題、このダート替わりで競馬をやってきたことが全く使えないかというとそうでもなく、たまに「この状況はその引き出し使えるんじゃないか」と思うことはあります。相手関係やらでこの辺は「長年の経験に基づく勘」でたまにピンときます。ダート替わりに限らず、たまに昔の引き出しから古い予想を引っ張り出したほうがいいんじゃないかと思うことはあります。その辺のダート替わりの古いお話を記事にしてみようかと思います。今週話題の馬がこのパターンで勝ったりしてますので。

 

ということでお話は、土曜阪神1レース。武幸四郎厩舎で話題のグアンですね。ダート替わりで快勝しました。

 

まずオルフェーヴル産駒の芝ダート成績です。

馬場状態 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
 14- 20- 19-161/214 6.50% 15.90% 24.80% 51 57
ダート   3-  7-  5- 34/ 49 6.10% 20.40% 30.60% 30 95

 

芝もダートもざっくりいえば同じようなものです。ただ勝率はどちらも悪いといっていいレベルです。ダートがいいとは言いにくいですね。ちなみにオルフェーヴルの父ステイゴールド産駒についてはダートのほうが少し悪いくらいです。

 

こういう馬のダート替わりは狙いにくい。そういう馬を見る時に何を見るかといえば母系を見るということになります。

 

まず母父シルヴァーデピュティです。フレンチデピュティ系ということでダートがいいということ。

 

母の戦歴はわからないので産駒の戦歴を見る。

 

マルヴァーンヒルズ 父ストリートセンス 通算4勝(ダート4勝)

ブレイクアウト 父コマンズ 通算3勝(ダート2勝。障害1勝)

リリーヴィクトリー 父マンハッタンカフェ 通算2勝(ダート2勝)

ペガサスバローズ 父ステイゴールド 中央勝利なし

ミッキースプリング 父ステイゴールド 中央勝利なし(ダート未勝利2着1回)

 

という感じなんですね。マルヴァーンヒルズ以外はダート向きという父ではないということ。そこそこ走った馬を数頭出していてダートに勝利が集中していること。この辺からダートでいいんじゃないかということになってきます。

 

こうなるとダートに替わることでプラスになるんじゃないかということになってきます。

 

ダート替わりについてはどうしても「父」がクローズアップされますが実際のところ、パイロやサウスヴィグラスのようなこてこての父以外あまり注意するポイントではありません。大事なのは「母系」です。

例えば、キングカメハメハ産駒がダートいいといっても全部ダートを走るわけでもありません。ただ母系がダートよりで子供もダートよりの産駒を出していれば総じてそれから生まれる子もダートのほうがいいように出ます。

父は裏切りますが、母系はあまり芝ダートに関しては裏切りません。

 

ということでもう一例。日曜中山1レースハービンマオという馬がダート替わりで快勝しました。芝で3戦負けた後のダート替わりで圧勝でした。

 

ざっとした期間ですが、父ハービンジャーの芝ダート成績はこの通り。

馬場状態 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
 257- 234- 259-2039/2789 9.20% 17.60% 26.90% 66 76
ダート   19-  24-  35- 490/ 568 3.30% 7.60% 13.70% 19 57

 

この通り完全に芝向きです。この馬のダート替わりは買いにくいですね。ただ言えるのは芝のほうが圧倒的にいいんですがダートで走っている馬もいるということなんです。「ゼロ」じゃないということです。そうなるとどういう馬がダートで走ってくるかといえば母系の力となります。

 

ハービンマオの母ダンシングマオはハービンマオが初仔で当然産駒はダートを走っていません。じゃあ何で判断するのといえば2つ。

 

1、母系の血統

母父ゴールドアリュールということですね。これでダートの血があるということ。

 

2、母の戦歴

ダートで4勝。準OPで2着も数回ある実力馬。

 

という2点でダートに希望を膨らませます。ここからは相手関係の比較。ダートで時計のある強い馬がいたりしたら、厳しいかなとなりますが今回の相手は軽かったです。そうなると「この相手ならこの馬のダート替わりでもなんとかなるかな」とアドリブが働きます。それで狙ってみるというのもいいのかなと思いますね。

 

そんなの経験ないしわかんねえよって人もいるかと思います。そういう方はスピード指数的なものでもコンピ指数でもなんでもいいので指数的なもので判断すればいいと思います。全体的に低い指数の面子ならダート替わりでも嵌るんじゃないかとか逆に指数がいい馬が数頭いる場合、○○という馬がダート替わりで上積みあっても厳しいかな。と判断できますね。

 

こういう形でダート替わりは狙っていくということです。

 

父パイロ、父サウスヴィグラスがいいなんて誰でも知ってることで、現実問題使えるかというと使いにくいです。いっぱい出てきますし。ただダート替わり狙いでもこういう引き出しを持ってると一歩突っ込んだ狙いで面白い配当もひっかけられるということです。父は不安定ですが、母系の適正はぶれません。

未勝利戦の予想でちょっと困ったときにこういう引き出しを持っておくと少し役に立つことがたまにあります。ということで記事にさせていただきました。おやすみなさい。

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